FAQ
画像解析ウィンドウの利用方法
ナレッジ番号:2818 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
画像解析ウィンドウは、ArcMap にてよく使用される表示機能や処理機能を1つに集めたものです。ArcGIS for Desktop のみでご利用頂けますので、エクステンション製品は必要ありません。
画像解析ウィンドウを表示するには、 [ウィンドウ] メニュー → [画像解析] を選択します。
処理
画像解析ウィンドウを使用すると様々な画像解析処理が行えます。主に以下のものです。
- クリップ(ラスタをポリゴンの範囲で切り出し)
- クリップ(ラスタをポリゴンの範囲で切り抜き)
- モザイク
- コンポジット バンド
- NDVI
- 再分類
- 傾斜角
- 傾斜方向
- パンシャープン
- グレースケール表示
- オルソ幾何補正
- ピクセル深度(ビット数)の変更
- リサンプリング表示
レイヤー リスト
画像解析の処理を行うには ArcMap にラスターを追加する必要があります。レイヤー リストでは処理が可能なラスター レイヤが表示され、そこから選択したすべてのレイヤに対して処理を行うことができます。
表示
レイヤー リストに表示されているラスタのコントラストや明るさ、ストレッチの設定などを変更できます。画像解析の処理結果はレイヤー リストとコンテンツ ウィンドウに仮想レイヤーとして追加されます。仮想レイヤーとして表示することで、処理に時間がかかりません。
仮想レイヤーを画像ファイルとして保存したい場合は、[処理] パネルの [エクスポート] ボタンをクリックして、保存先と名称を設定して出力をお試しください。
- ラスター レイヤーを選択します。
- レイヤーのコントラスト、明るさ、透過性などを調整します。
- ArcMapに表示される範囲内において最適なストレッチを調整します。
- 選択したストレッチ手法を適用したり、RGB ごとにヒストグラムを利用してストレッチを調整したりします。
- 選択したリサンプリング手法を適用します。
- 下に隠れて見えないレイヤーを、上にあるレイヤーをスワイプしたり、点滅したりして表示します。
参考情報
- 画像解析ウィンドウ リファレンスカード
バージョン10.2向けですが、それ以降のバージョンでもお使いいただくことができます。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン