FAQ
            
            
            衛星画像から NDVI (植生指数) を計算したい
          
          ナレッジ番号:2808 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
- 概要- 植生指標(NDVI)は、植生の活性度を表す指標とされ、マルチ スペクトラル センサーで取得された画像の赤(R)バンドと近赤外(IR)バンドから計算することができます。 - Landsat や Geo-Eye-1、WorldView-2、ALOS AVNIR-2 などでは通常、R = バンド3、IR = バンド4です。 - 解析結果例- 衛星画像から植生指標(NDVI)を計算するには、画像解析ウィンドウを利用する方法と、Spatial Analyst を利用する方法があります。 - 手順(Spatial Analyst)- Spatial Analyst エクステンションをお持ちの場合は ArcToolbox → [Spatial Analyst] ツール → [マップ代数演算] → [ラスタ演算 (Raster Calculator)] ツール を利用します。 - 条件式 - (IR バンド - R バンド) / (IR バンド + R バンド) 
 - ※ マルチバンド ラスターデータの各シングルバンドからバンド演算をしたい場合は、こちらの FAQ をご参照ください。 - 手順(画像解析ウィンドウ)- ArcMap [ウィンドウ] メニュー → [画像解析] を選択し、[画像解析] ウィンドウを表示します。
- 対象画像を[画像解析] ウィンドウのレイヤのリスト上でクリックして選択します。 (選択されるとハイライトします。) 
 
 
- [画像解析] ウィンドウの [画像解析オプション] ボタン をクリックし、[画像解析オプション] ダイアログの [NDVI] タブで赤バンドと近赤外バンドのレイヤ番号をそれぞれ選択します。 
 
 
 
 デフォルトでは見やすくするために、8 ビット整数値(0~255)に変換し、赤から緑へカラーマップ表示されます。
 概要で示した計算式により計算される本来のNDVI値で出力したい場合は [NDVI値を出力] にチェックを入れます。この場合、出力データは -1 ~ 1 の範囲になります。
- [画像解析] ウィンドウ [処理] 欄にある [NDVI] ボタン をクリックしてNDVIレイヤを生成します。 
 
 
 
 
- NDVIレイヤは仮想的に生成されたものになります。[エクスポート] をクリックしてディスク上の画像データとして出力することができます。 
 
 
 
 [ラスタデータのエクスポート] ダイアログで出力先の設定を行います。
 [場所] の参照ボタンをクリックし、ファイルの格納先のフォルダを指定します。
 
 
 
 [名前] テキストボックスに任意のファイル名を入力し、[形式] ドロップダウンリストで任意のファイル形式を選択し、[保存] をクリックします。
 
関連する質問
メタデータ
種類
機能
製品
バージョン