FAQ
主題画像のピクセル値を再分類または二値化する方法

ナレッジ番号:2858 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

主題画像(カラーマップ画像)のピクセル値を再分類(もしくは閾値を設定して二値化)するには、画像解析ウィンドウを利用する方法と、Spatial Analyst を利用する方法があります。  

画像解析ウィンドウをご利用いただくために、エクステンションは必要ありません。

・画像解析ウィンドウを利用する方法  
[再分類] 関数を利用します。  
・[再分類] ツールを利用する方法  
ArcToolbox → [Spatial Analyst] ツール → [再分類] → [再分類 (Reclassify)] ツールを利用します。  

主題画像(カラーマップ画像) 
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属性テーブル 
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手順(画像解析ウィンドウ)

ArcMap に再分類(もしくは閾値を設定して二値化)したい画像を追加します。 

  1. ArcMap [ウィンドウ] メニュー → [画像解析] を選択し、[画像解析] ウィンドウを表示します。 
  2. [画像解析] ウィンドウのレイヤリスト上にて主題画像をクリックして選択します(選択されるとハイライトします)。 

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  3. [画像解析] ウィンドウ [処理] 欄にある [関数の追加] ボタンをクリックして、[関数テンプレート エディタ] 画面を開きます。 

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  4. [関数チェーン] の [アイデンティティ関数] を右クリックしてメニューを開き、[挿入] → [再分類] と進み [ラスタ関数プロパティ] を開きます。 

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  5. [ラスタ関数プロパティ] 画面が開きます。 

    [再分類] タブの [再分類手法] 欄にて、[手動] を選択します。   

    再分類例
    (二値化する場合は閾値を設定して二分類します)

    ID 1 最小値:2 最大値:3 出力:2  
    ID 2 最小値:4 最大値:4 出力:3  
    ID 3 最小値:5 最大値:5 出力:4  
    ID 4 最小値:6 最大値:6 出力:2  

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    内容を確認して [OK] ボタンをクリックしますと、[関数チェーン] に [再分類関数] が追加されます。  

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  6. [関数テンプレート エディタ] の [OK] ボタンをクリックします。再分類画像が生成されます。 

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  7. 再分類画像は仮想的に生成されたものになります。[エクスポート] をクリックしてディスク上の画像データとして出力することができます。 

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    [ラスタデータのエクスポート] ダイアログで出力先の設定を行います。 
    [場所] の参照ボタンをクリックし、ファイルの格納先のフォルダを指定します。 

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    [名前] テキストボックスに任意のファイル名を入力し、[形式] ドロップダウンリストで任意のファイル形式を選択し、[保存] をクリックします。

補足事項

[再分類]関数と [再分類] ツールでは、指定した閾値と範囲の関係が以下のように異なります。

  • [再分類] 関数
    指定した最小値以上 かつ 最大値未満の値が対象となります。
  • [再分類] ツール
    2つ以上の範囲を指定した場合、1つ目の範囲は 指定した最小値以下 かつ 最大値以下の値が対象となります。
    2つ目以降の範囲では、指定した最小値より大きく かつ 最大値以下の値が対象となります。

メタデータ

機能

種類

製品

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