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ArcGIS Pro: データ、マップ、プロジェクトを共有するときの注意点
ナレッジ番号:5374 | 登録日:2023/07/26 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Pro で作成したデータやマップ、プロジェクトなどを移動・共有する際の注意点をご紹介します。以下から共有したいコンテンツを選択してください。
- 一般的な GIS データについて
シェープファイル ジオデータベース 画像データ - ArcGIS Pro 間でのデータ共有に利用可能なファイルについて
レイヤー ファイル、レイヤー パッケージ
マップ ファイル、マップ パッケージ
レイアウト ファイル
プロジェクト ファイル、プロジェクト パッケージ
一般的な GIS データについて
シェープファイル
注意点 関連情報 1 データが複数ファイルで構成されており、Windows エクスプローラー上で色々な拡張子のファイルが確認できます。シェープファイルの共有を行う際は、データを構成しているすべてのファイルを共有してください。
シンボルやラベルなど、マップ上の表現に関する設定はシェープファイルに含まれていないため、共有されません。GIS 基礎解説:シェープファイル
新規にフォルダー・シェープファイル・ジオデータベースを作成する方法ジオデータベース
注意点 関連情報 1 つのジオデータベース内にポリゴン・ライン・ポイント・ラスター・テーブルなど、複数のデータが格納されています。データの共有を行う際は、ジオデータベース単位で共有してください。
シンボルやラベルなど、マップ上の表現に関する設定はジオデータベースに含まれていないため、共有されません。GIS 基礎解説:ジオデータベース
新規にフォルダー・シェープファイル・ジオデータベースを作成する方法画像データ
注意点 関連情報 TIFF や JEPG など、画像データには補助ファイル(付属ファイル)が付いている場合があり、Windows エクスプローラー上で確認できます。補助ファイルの種類や数は、データによって異なります。
画像を共有する際は、すべての補助ファイルも一緒に共有してください。aux ファイルとは
ワールド ファイルとはArcGIS Pro 間でのデータ共有に利用可能なファイルについて
レイヤー ファイル
注意点 関連情報 シンボルやラベルなど、マップ上の表現に関する設定が保存されるファイル(*.lyrx)です。
図形情報、属性情報、位置情報などはデータ ソース(シェープファイルやジオデータベースなど)を参照していますので、レイヤー ファイルを共有する際はデータ ソースも一緒に共有してください。レイヤー ファイル (.lyrx) とは
レイヤー ファイルが元データを参照できなくなり「!」が表示された場合は、リンク切れを修正します。レイヤー パッケージ
注意点 関連情報 レイヤー パッケージ(*.lpkx)には、1 つのレイヤーと、レイヤーが参照するデータソースが含まれます。シンボルやラベルなど、マップ上の表現に関する設定も維持され、共有する際にデータソースへのリンク切れを防ぐことができます。
ただし、パッケージ化したファイルを閲覧するためには、パッケージの展開(解凍)が必要です。レイヤー パッケージの作成方法
パッケージの展開(解凍)方法マップ ファイル
注意点 関連情報 プロジェクト内に複数マップが存在し、その内の 1 つのマップのみを共有する場合は、マップ ファイルとして保存しておくことで再利用しやすくなります。
マップ ファイル(*.mapx)は、マップに追加されたデータは含まず、パスを元に参照します。そのためマップ ファイルを共有する際は、各データも一緒に共有してください。マップ ファイルの保存 マップ パッケージ
注意点 関連情報 マップ上にある複数データと、そのデータソースが含まれます。パッケージ化します。シンボルやラベルなど、マップ上の表現に関する設定も維持され、共有する際にデータソースへのリンク切れを防ぐことができます。
ただし、パッケージ化したファイルを閲覧するためには、パッケージの展開(解凍)が必要です。マップ パッケージの作成方法
パッケージの展開(解凍)方法レイアウト ファイル
注意点 関連情報 レイアウトのサイズ・配置・地図整飾などが含まれます。データやマップ自体は含まれていません。
共有後もまったく同じマップでレイアウトを表示したい場合は、データを一緒に共有します。
レイアウトのテンプレートとして共有し、他のデータを利用する場合は、レイアウト ファイル(*.pagx)だけを共有します。レイアウト ファイルの保存 プロジェクト ファイル
注意点 関連情報 マップ、シーン、チャート、レイアウト、レポート、およびプロジェクトに追加されたデータのソース情報が格納されます。プロジェクト ファイル(*.aprx)は、プロジェクトに追加されたデータは含まず、パスを元に参照します。
そのためプロジェクト ファイルを共有する際は、各データも一緒に共有してください。プロジェクトを保存する プロジェクト パッケージ
注意点 関連情報 プロジェクトに関する設定やデータを格納したものです。マップやシーン、それらが参照するデータ ソースからフォルダーの接続情報、ツールボックスなどをまとめて保持できます。 プロジェクト パッケージの作成方法 その他、サポートされているデータ形式はサポートされているデータ タイプおよびデータ アイテムをご参照ください。
- 一般的な GIS データについて
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