FAQ
ArcGIS Pro: データを共有したい (パッケージの作成)
ナレッジ番号:3076 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Pro で作成・保存したデータを他のユーザーと共有するには、パッケージを作成します。 データ ソースとのリンクやプロジェクトに関わる情報を保持したままデータの受け渡しをする際、[プロジェクト パッケージ]、[マップ パッケージ]、[レイヤー パッケージ] として作成します。作成したパッケージはArcGIS Online のアカウントを使ってクラウドにアップロードしたり、ローカル ファイルとして保存することができます。
プロジェクト パッケージ (.ppkx)
プロジェクト パッケージは、プロジェクトに関する設定やデータを格納したものです。マップやシーン、それらが参照するデータ ソースからフォルダーの接続情報、ツールボックスなどをまとめて保持できます。
マップ パッケージ (.mpkx)
マップ パッケージはマップ(またはシーン)と、それらが参照するデータ ソースを格納したものです。
レイヤー パッケージ (.lpkx)
レイヤー パッケージは、1 枚のレイヤーに関する情報を格納したもので、そのレイヤーが参照するデータ ソースの情報も含みます。
作成手順
- あらかじめ作成するパッケージの種類に合わせて以下の操作を行い、格納対象を指定します。
- プロジェクト パッケージ:対象のプロジェクトを開いておきます。
- マップ パッケージ、シーン レイヤー パッケージ:対象のウィンドウをクリックして、アクティブ状態にしておきます。
- レイヤー パッケージ:コンテンツ ウィンドウで該当のレイヤーを選択しておきます。
- [共有] タブ → [パッケージ] から、[プロジェクト]、[マップ]、[レイヤー] のいずれかをクリックします。作成するパッケージの種類に合わせて、[〇〇のパッケージ化] ウィンドウが表示されます。
- [パッケージ化の開始] 欄で、[パッケージをオンライン アカウントにアップロード] か [パッケージをファイルに保存] のいずれかを選択します。
- [パッケージをオンライン アカウントにアップロード] を選択した場合は、パッケージの名称を入力します。
[パッケージをファイルに保存] を選択した場合は、パッケージの保存先と名称を入力します。 - [サマリー]、[タグ] を入力します。
※ タグを入力する場合は、1つのキーワードを入力するごとに [Enter] キーを押して追加します。 - [パッケージをオンライン アカウントにアップロード] を選択した場合は、[共有オプション] 欄で共有範囲を指定します。
設定の一例)
- [パッケージ] ボタンをクリックします。パッケージの作成・保存処理が開始します。
補足
作成されたパッケージを展開(利用可能なデータに変換)するには、それぞれのパッケージからデータを抽出します。
その詳細については FAQ「ArcGIS Pro:パッケージを展開したい」でご確認いただけます。ArcGIS Pro で作成されたパッケージは ArcGIS Pro 内でしか使用できません。- あらかじめ作成するパッケージの種類に合わせて以下の操作を行い、格納対象を指定します。
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