FAQ ArcGIS Pro: データを共有したい (パッケージの作成)

ナレッジ番号:3076 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/08/16

概要

ArcGIS Pro で作成・保存したデータを他のユーザーと共有するには、パッケージを作成します。 データ ソースとのリンクやプロジェクトに関わる情報を保持したままデータの受け渡しをする際、[プロジェクト パッケージ]、[マップ パッケージ]、[レイヤー パッケージ] として作成します。作成したパッケージはArcGIS Online のアカウントを使ってクラウドにアップロードしたり、ローカル ファイルとして保存することができます。

プロジェクト パッケージ (.ppkx)

プロジェクト パッケージは、プロジェクトに関する設定やデータを格納したものです。マップやシーン、それらが参照するデータ ソースからフォルダーの接続情報、ツールボックスなどをまとめて保持できます。
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マップ パッケージ (.mpkx)

マップ パッケージはマップ(またはシーン)と、それらが参照するデータ ソースを格納したものです。
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レイヤー パッケージ (.lpkx)

レイヤー パッケージは、1 枚のレイヤーに関する情報を格納したもので、そのレイヤーが参照するデータ ソースの情報も含みます。
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作成手順

  1. あらかじめ作成するパッケージの種類に合わせて以下の操作を行い、格納対象を指定します。
    • プロジェクト パッケージ:対象のプロジェクトを開いておきます。
    • マップ パッケージ、シーン レイヤー パッケージ:対象のウィンドウをクリックして、アクティブ状態にしておきます。
    • レイヤー パッケージ:コンテンツ ウィンドウで該当のレイヤーを選択しておきます。
  2. [共有] タブ → [パッケージ] から、[プロジェクト]、[マップ]、[レイヤー] のいずれかをクリックします。作成するパッケージの種類に合わせて、[〇〇のパッケージ化] ウィンドウが表示されます。
  3. [パッケージ化の開始] 欄で、[パッケージをオンライン アカウントにアップロード] か [パッケージをファイルに保存] のいずれかを選択します。
  4. [パッケージをオンライン アカウントにアップロード] を選択した場合は、パッケージの名称を入力します。
    [パッケージをファイルに保存] を選択した場合は、パッケージの保存先と名称を入力します。
  5. [サマリー]、[タグ] を入力します。
    ※ タグを入力する場合は、1つのキーワードを入力するごとに [Enter] キーを押して追加します。
  6. [パッケージをオンライン アカウントにアップロード] を選択した場合は、[共有オプション] 欄で共有範囲を指定します。
  7. [パッケージ] ボタンをクリックします。パッケージの作成・保存処理が開始します。 Image

補足

作成されたパッケージを展開(利用可能なデータに変換)するには、それぞれのパッケージからデータを抽出します。
その詳細については FAQ「ArcGIS Pro:パッケージを展開したい」でご確認いただけます。

ArcGIS Pro で作成されたパッケージは ArcGIS Pro 内でしか使用できません。

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