FAQ シェープファイルの拡張子

ナレッジ番号:1653 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/07/20

説明

ArcGIS Desktop でシェープファイルを表示すると、シェープファイルを表すファイルが1つだけ表示されますが、
Windows エクスプローラを使用すると、シェープファイルを構成する複数のファイルが表示されます。
シェープファイルをコピーする際には、 ArcCatalog([カタログ] ウィンドウ)でコピーするか、ジオプロセシング ツールを使用されることをお勧めいたします。
なお、ArcGIS 以外の環境でシェープファイルをコピーする場合は、 シェープファイルを構成するすべてのファイルをコピーするようにしてください。

シェープファイル形式は、地理的に参照されるフィーチャのジオメトリと属性を定義します。これらの情報は、特定のファイル拡張子を持ち、同じプロジェクトワークスペースに格納される3つ以上のファイルに格納されます。それらのファイル拡張子は次のとおりです。

  1. .shp ─ フィーチャ ジオメトリを格納するメイン ファイル。 必須ファイルです。
  2. .shx ─ フィーチャ ジオメトリのインデックスを格納するインデックス ファイル。 必須ファイルです。
  3. .dbf ─ フィーチャの属性情報を格納するdBASEテーブル。 必須ファイルです。
    ※ ジオメトリと属性は1対1の関係にあり、この関係はレコード番号に基づきます。dBASEファイル内の属性レコードは、メイン ファイル内のレコードと同じ順序でなければなりません。
  4. .sbnおよび.sbx ─ フィーチャの空間インデックスを格納するファイルです。
  5. .fbnおよび.fbx ─ 読み取り専用のシェープファイルのフィーチャの空間インデックスを格納するファイルです。
  6. .ainおよび.aih ─ テーブルまたは主題の属性テーブル内のアクティブ フィールドの属性インデックスを格納するファイルです。
  7. .atx ─ ArcCatalogで作成されたシェープファイルまたはdBASE属性インデックスごとに作成されるファイルです。
    ※ シェープファイルおよびdBASEファイルのArcView 3.x属性インデックスは、ArcGISでは使用されません。 シェープファイルとdBASEファイルのための新しい属性インデックス モデルが開発されています。
  8. .ixs ─ 読み取り/書き込みモードのシェープファイルのジオコーディング インデックスです。
  9. .mxs ─ 読み取り/書き込みモードのシェープファイルのジオコーディング インデックスです(ODB形式)。
  10. .prj ─ 座標系情報を格納するファイル。ArcGISによって使用されます。
  11. .xml ─ ArcGISのメタデータ。シェープファイルに関する情報を格納します。
  12. .cpg ─ 使用する文字セットの識別用コードページの指定に使用できるオプション ファイルです。

なお、各ファイルのプレフィックス(拡張子以外のファイル名)は同一である必要がございます。
例えば、roads.shp、roads.shx、roads.dbf のようになります。

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