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ArcGIS Pro: モデルの作成と実行 (ModelBuilder)

ナレッジ番号：3203 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2023/06/21

ModelBuilder とは

ModelBuilder は、データとツールを組み合わせることで、一連のジオプロセシングツールをつなぎ合わせたフローチャートの模式図を作成します。大量のデータを作成することや、複数のステップを踏む必要があるようなたくさんの処理を素早く行うことができます。

モデルエレメント

モデルに表示される図形（エレメントといいます）のうち、楕円は変数、四角はツールを表しています。変数は、入力フィーチャ、出力フィーチャなどのデータやレイヤであったり、[XY 許容値] や [バッファの距離] などのツールのパラメータとして入力する値であったりします。その他モデルのモデルエレメントは下記ヘルプをご覧ください。

ヘルプモデルエレメント

手順

例として [クリップ] を使用したモデルを作成し実行します。

マップに使用するデータを追加します。
[解析] タブ → [ジオプロセシング] グループ → [ModelBuilder] をクリックし、モデルビューを開きます。
[ジオプロセシング] ウィンドウから [クリップ] ツールをモデルビューにドラッグ&ドロップします。

・[ジオプロセシング] ウィンドウが見つからない場合は、[解析] タブ → [ジオプロセシング] グループ → [ツール] をクリックしてください。
データを追加します。[コンテンツ] ウィンドウからドラッグ&ドロップするか、[カタログ] ウィンドウからドラッグ&ドロップします。
入力データとツールを接続します。入力データをクリックしたまま、[クリップ] ツールの上までマウスカーソルを移動します（マウスを長押し）。その後 [入力フィーチャ] を選択します。
同様に、クリップに使用するデータと [クリップ] ツールを接続し、[クリップフィーチャ] をクリックします。
モデル内のツールがグレーから色が付いた状態になりましたら、モデルは実行可能状態です。
黄色い [クリップ] ツールをダブルクリックし、その他のパラメーターの設定および確認し、[OK] でダイアログを閉じます。
モデル実行後に、出力データは指定した出力先に作成されますが、マップに自動的には追加されません。出力データをマップに自動的に追加して処理結果をすぐに確認したい場合は、緑色の出力データを右クリック → [マップへ追加] をクリックします。
[ModelBuilder] タブ → [実行] グループ → [実行] をクリックすると、モデルを実行できます。