FAQ
標準サポート サービスにおけるお問い合わせに関する留意事項

ナレッジ番号:2791 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

この FAQ は、標準サポート サービスの内容を補足するものです。標準サポートの内容については「標準サポート - サポート ポリシー」ページをご覧ください。

ModelBuilder (モデル)

  • 基本操作に関するサポートは FAQ およびヘルプのご紹介となります。
  • ModelBuilder は、一連のジオプロセシング ツールを連結したワークフローを表現したものです。
    そのため、ジオプロセシングに関連しない処理については実現できない可能性がございます。
    詳細は こちらのFAQ でご確認ください。
  • モデルの処理結果はご利用のデータや実行条件によって異なります。
    構築されたモデルに関してお問い合わせいただく際には、以下の情報をご提供いただくようお願いいたします。
  1. ご利用のデータ
  2. 問題が確認できる、必要最低限の処理が記述されたモデルのサンプル
    モデルのプロパティで [相対データ] のチェックを 「ON」 にして、データとのパスが保持されるかたちでお送りいただくと、弊社での動作確認を円滑に行うことができます。
  3. モデル レポート (ModelBuilder から実行する場合) あるいは、 [結果] ウィンドウ (ツールとして実行する場合) で表示される処理の履歴
  • 処理や仕様、フローが複雑なモデルの場合は、お問い合わせに直接関係のある部分のみを抜き出した必要最小限のモデルにした上でお問い合わせください。
    例えば、ツール A → ツール B → ツール C を順にモデルで実行すると、ツール B の実行時にエラーが起こる場合は、下記についてご確認いただくようお願いいたします。
  1. ModelBuilder を使用せず、ツールBのみを単体で起動し、ツールAを実行した際に得られる結果を手動で入力した場合に問題が再現するかを確認します。
    同様のエラーが再現する場合はツールの設定に起因したエラーである可能性がございます。つきましてはツール名と各パラメーターの設定をお知らせください。
  2. 手順1でエラーが発生しない場合、ツール A → ツール B の処理をモデルで実行します。
    同様のエラーが再現する場合は、そのモデルをお送りください。
  • お問い合わせ内容によっては、回答にお時間をいただく場合がございます。
    また有効な解決策をご提示できない場合があります。
  • Python での処理の実装が必要なツール (例: [値の計算] ツール) を使った処理の実装については、別途有償の「開発者サポート」にて承ります。
  • 原則として、お送りいただいたモデルのデバッグ処理・修正はサポートでは行いません。
  • お客様固有の要件に基づくモデルの構築・実装支援は行っておりません。別途有償の 「コンサルティング サービス」 にて承ります。

Python / Arcade 

  • フィールド演算など UI から使用するシンプルな Python / Arcade の記述については、公開されている FAQ・ヘルプの紹介が基本となります。
  • ArcGIS Pro の Python 環境の構築については、ArcGIS Pro のヘルプや FAQ に記載されている内容の範囲で標準サポートにて対応いたします。Python パッケージ マネージャーでの操作に関するトラブルにおいても可能な範囲で標準サポートで承ります。
    ただしお手元のスクリプトが関わるケースや Python / Arcade 自体のエラーについては標準サポートでお受けできないケースがあります。
  • FAQ や ArcGIS のヘルプ ページに記載されていない内容に関するご質問には回答いたしかねます。
    また、Python や Anaconda 側など、ArcGIS に直接起因していないエラーについては標準サポート サービスでは回答をお断りする場合があります。
  • お客様固有の要件に基づくサンプル スクリプトの編集方法やスタンドアロン スクリプトを用いた ArcGIS の操作などについては、別途有償の 「開発者サポート」 をご利用ください。
    ※ Python の言語自体に関わるご質問には回答いたしかねます。

Python 等で多用される関数とその使用例については、主に以下のドキュメントでご確認いただけます。

弊社では「ArcGIS Pro: Pythonスクリプト入門」というトレーニングコースを定期的に開催しております。 Python による処理の自動化や ArcPy について詳細を学習されたい場合は、こちらのコースをご受講いただくことをお勧めいたします。

プログラミング

  • ArcGIS の開発 API (プログラミング) に関するお問い合わせは、標準サポートの対応範囲外とさせていただきます。
    ※ 別途有償の 「開発者サポート」 または 「コンサルティング サービス」 をご利用ください。
  • エラーや不具合を確認するためにサンプル コードを提供いただく場合がありますが、その際には症状が確認できる必要最低限のサンプル コード (可能であればプロジェクトやソリューション単位) をご提供いただくようお願いいたします。極力、その際にご利用になったデータも合わせてご提示いただけますと幸いです。データの提供が難しい場合は、その仕様 (座標系やレコード件数、保持するフィールドや値等) をお知らせください。
  • お客様固有の要件に基づくカスタマイズへの対応、コーディング支援・デバッグ支援は開発者サポートの範囲外となります。恐れ入りますがコンサルティン グサービスをご利用下さい。

ディープラーニング

  • ディープラーニングではその知識を習得した上で、パラメーターを変えつつツールを実行するような試行錯誤が必要となります。その性質上、弊社から細かいパラメーターの設定やチューニングをご案内できない場合があります。
  • 解析に使用する画像・検出対象となる物体 (樹木など) の同一性などにより、ディープラーニングの精度は変わります。そのためご希望通りの検出結果とならない場合があることを予めご了承ください。

その他

  • 国内・外で販売されているネットワークデータ製品は提供時の状態でご利用いただくことを前提としているため、編集および再設定などネットワーク データセットの再構築に関するご質問につきましては、標準サポートの範囲外とさせていただきます。 別途有償の「コンサルティング サービス」 をご利用ください。
    例:ArcGIS データコレクション(詳細地図、道路網) など

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