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フィールド演算でよく使う Python の関数

ナレッジ番号:2969 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

数値関数

数値関数 説明 書式
math.fabs () 指定した数値の絶対値を返す。 math.fabs (数値)
math.exp () 指定された数値を指数とする е (自然対数の底) の累乗を含む Double の値を返す。 math.exp (数値)
math.floor () 小数点の切り捨て。 math.floor (数値)
int () 指定した数値の整数部分を返す。 int (数値)
max ()  指定した数値の大小を比較し、最大数値を返す。  max([!field1!, !field2!, !field3!])

文字列関数

文字列関数 説明 書式
len () 指定した文字列の文字数を返す。 len (文字列)
.rfind () 文字列の中に指定した文字列があるかどうか左端から検索する。文字列がなければ -1 を返し、あれば、最初に見つかった文字列の開始位置を示す整数型の値を返す。 文字列.rfind ('検索条件文字列')
.replace () 指定した文字列を置換する。 文字列.replace ('検索する文字列', '置換する文字列')
(例) !LandUse!.replace (u'宅地', u'農地')
[LandUse] フィールド内の 「宅地」 を 「農地」 に置換。
日本語の場合は、検索する文字列の前に 「u」 を入れる。
.strip () 先頭と末尾のスペースを削除する。 文字列.strip ()
.lower () 文字列を小文字に変換する。 文字列.lower ()
(例) !Name!.lower ()
[Name] フィールド内の文字列を小文字に変換。
.upper () 文字列を大文字に変換する。 文字列.upper ()
(例) !Name!.upper ()
 .split ()

指定した区切り文字で文字列をスプリットする。

※取得した値はリストに格納されます。

 文字列.split ( 区切り文字 )
(例) !Chiban!.split ("-")[1]
[Chiban] フィールドのハイフンの位置で文字をスプリットし、2番目の要素の値を取得。

日付関数

日付関数 説明 書式
datetime.datetime.now () 現在の日付と時刻を返す。 datetime.datetime.now ()
time.strftime ('%d/%m/%Y') 

現在の日付を返す。

time.strftime ('指示語')
指定したdate タイプ フィールドの書式を指定した値を返す。  arcpy.time.ParseDateTimeString( !フィールド名! ).strftime('指示語')
datetime.timedelta (seconds=0) 日付の加算や減算を行う。 datetime.timedelta (引数)

指示語

指示語 時間単位
%Y 西暦年 (4桁)
%m
%d
%H 時 (24時間表記)
%l 時 (12時間表記)
%M
%S

便利な演算

便利な演算 説明 書式
文字列の抽出 文字列の指定したインデックス間の文字列を返す。 文字列 [開始インデックス : 抽出したい要素のインデックスに 1 を加えた整数]
(例) !Name! [3]
[Name] フィールドの左端から 4 文字目を抽出。
(例) !Name! [1 : 3]
[Name] フィールドの左端から 2 文字目と 3 文字目を抽出。
(例) !Name! [-3 : ]
[Name] フィールドの右端から 3 文字を抽出。
文字列の足し算 文字列を連結させる。 (文字列 + 文字列)
(例) (u'東京都' + u'千代田区' → 東京都千代田区)
文字列の掛け算 文字列を繰り返して連結させる。 (文字列 * 数値)

 

メタデータ

種類

機能

製品

バージョン