FAQ
ArcGIS Pro: ERROR 999999
ナレッジ番号:6115 | 登録日:2026/04/08 | 更新日:2026/06/16
概要
解析を行った際に ERROR 999999 が表示される場合があります。エラーコード 999999 は、ArcGIS が原因を特定することができない時に表示されるエラー番号です。使用するツールやデータにより原因は様々ですが、多くの場合は以下のような要因が関係しています。
ラスター / ベクター (ポイント・ライン・ポリゴン) 共通
条件 対処方法 データを格納するフォルダーの階層が深い
またはファイル名が長い入力データの格納フォルダーや解析結果の出力フォルダーの階層が深い場合や、ファイル名が長い場合に、エラーが発生することがあります。浅い階層に格納して、ファイル名を短くしてください。詳細は「ラスター データを出力する際に使用するパス(フォルダー名や名前)の制限事項」をご参照ください。 データ名やパスに記号が含まれる データ名やデータが格納されているフォルダーのパスに記号 (「/」「$」「#」など) が含まれていると正常に処理されない場合があります。記号を使用しないデータ名やパスに変更してください。 解析で使用するデータやデータ フレームの座標系が統一されていない 解析に複数データを使用する場合は、座標系が統一されていないことでエラーが発生することがあります。
[コンテンツ] ウィンドウ → [マップ] を右クリック → [プロパティ] → [座標系] で設定されている座標系が、データの座標系と異なる場合は統一します。詳細は「ArcGIS Pro: マップの座標系やレイヤーの座標系を確認するには?」をご参照ください。テンポラリ ファイルの蓄積 一部のジオプロセシング ツールでは、処理中にシステム テンポラリ ファイルが作成されます。
システム環境変数の「ARCTMPDIR」や「TEMP」、「TMP」で指定されたフォルダーに大容量のデータが残っており、自動で削除されない場合はエラーの原因となる場合があります。その場合は、削除をお願いします。
詳細は「Delete ArcGIS Pro temporary files」(英語ページ) をご参照ください。ログイン ユーザー名に日本語が含まれる ログイン ユーザー名が半角英数字で構成されておらず、日本語が含まれる場合は、エラーにつながる恐れがあります。 ラスター (画像データ) をご利用の場合
条件 対処方法 ラスターを格納するフォルダーのパス (ファイル名およびフォルダー名) に日本語や空白文字 (スペース) が含まれる 入力ラスターの格納フォルダーや解析結果の出力フォルダーのパスに日本語 (2 バイト文字) が含まれている場合は、エラーが発生する可能性があります。
半角英数字のみを使用したパスに変更してください。詳細は「ラスター データを出力する際に使用するパス(フォルダー名や名前)の制限事項」をご参照ください。処理データ量が多い データを分割し、少量のデータでは正常に解析が行われる場合は、データ量が処理可能な容量を超えている可能性があります。 解析に使用する複数のデータのセル サイズがそれぞれ異なる 複数のラスターを解析に使用する場合に、セル サイズが大きく異なると正常に処理されない場合があります。
[コンテンツ] ウィンドウでラスターを右クリック → [データ] → [ラスターのエクスポート] ウィンドウで [セル サイズ] 部分を変更し、セル サイズを統一します。ラスターの形式が適切でない ラスターに出力する処理を行う場合、出力ラスター名の形式を指定するために拡張子まで入力を行います。
たとえば「C:\Temp」フォルダーに「Raster」という名称の TIFF ファイルを作成したい場合は、「C:\Temp\Raster.tif」と拡張子まで入力を行います。
また、ジオデータベース内にラスターを出力することで改善する可能性があります。たとえば「C:\Temp」フォルダーにある「Data.gdb」にラスターを出力する場合は、ラスターには拡張子は付けません。その場合は、「C:\Temp\Data.gdb\Raster」の形式で入力します。ベクター (ポイント / ライン / ポリゴン) データをご利用の場合
条件 対処方法 特定のデータのみが正常に処理されない データのジオメトリに問題がある可能性があります。
[ジオプロセシング] ウィンドウ → [ジオメトリのチェック] ツールでデータを調査し、ジオメトリの問題が発見された場合は [ジオプロセシング] ウィンドウ → [ジオメトリの修正] ツールで修正します。詳細は「ArcGIS Pro: データに問題がないかどうかをチェックし、修復したい (ジオメトリの修正)」をご参照ください。解析に緯度経度や XY 座標値のフィールドを使用している 解析に X 座標値と Y 座標値のフィールドを使用する場合、X フィールド内に Y 座標値が格納されている場合や、Y フィールド内に X 座標値が格納されている場合にエラーが発生することがあります。 イベント レイヤーを使用している [XY イベント レイヤーの作成] ツールなどで作成したイベント レイヤー (テンポラリ レイヤー) を使用して処理を行う場合に、エラーが発生することがあります。
その場合は、[コンテンツ] ウィンドウでイベント レイヤーを右クリック → [データ] → [フィーチャのエクスポート] を実行し、フィーチャクラスなどに変換をお願いします。データの編集権限がない 編集対象のデータが他のアプリケーションやマップ、プロジェクトで読み取られている可能性があります。
その場合は、対象のデータを開いてるすべてのアプリケーションを終了します。補足情報
結果ウィンドウでエラーの詳細を確認することで、さらにエラーの原因を特定することが可能です。
結果ウィンドウのご利用方法については「ArcGIS Pro: ジオプロセシング履歴の使い方」をご参照ください。
メタデータ
種類
機能
製品
バージョン