FAQ
ArcGIS Pro: ジオプロセシング履歴の使い方
ナレッジ番号:2755 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Pro では、ジオプロセシング ツールの記録がツールを実行したプロジェクトに保存されます。
ツールが実行された順序やツールのパラメーター設定を保存しているので、解析の再実行やエラー原因の特定などに活用できます。
基本:実行履歴を確認する
応用:ツールを再実行する
応用:エラー原因を特定する
応用:ModelBuilder で利用する
応用:Python で利用する
応用:履歴の管理
基本
ジオプロセシング履歴の表示
1.画面上部の [解析] タブ → [ジオプロセシング] グループ → [履歴] をクリックします。
2.[履歴] ウィンドウが表示されます。[ジオプロセシング] タブの下にある [ツールの履歴] タブに、実行したジオプロセシング ツールが表示されます。
※緑色のチェックマークは、ツールが正常に実行されたことを示します。
3.[履歴] ウィンドウで、ツール名を右クリックし、[詳細の表示] をクリックします。
4.ウィンドウに、パラメーター設定や環境設定などの情報が表示されます。
ツールにエラー メッセージや警告メッセージが関連付けられている場合は、そちらもここに表示されます。応用
ツールを再実行する
プロジェクトで以前に実行したジオプロセシング ツールをジオプロセシング履歴で確認できます。
ツールの履歴タブ下に表示されるツールをダブルクリックするとそのツールの設定ダイアログが表示され、各パラメーターの変更および再実行を行うことができます。
なお、再実行の結果は結果ウィンドウの上位に追加されます。
エラー原因を特定する
ツールを右クリックし、[詳細の表示] をクリックし、」[エラーと警告] および [メッセージ] を開くことで確認ができます。
エラーの内容はツールの実行直後にも表示されますが、使用するツールによっては、エラーの発生原因の特定がしやすくなります。
ModelBuilder で利用する
以下の GIFアニメのように、実行したツールをモデル キャンバスにドラッグすることで配置できます。
Python で利用する
ツールを右クリックして、[Python スクリプトとして保存] することができます。
詳細は、こちら。
履歴の管理
プロジェクトに保持しておきたくない履歴は削除できます。 削除するエントリを選択して右クリックし、[削除] を選択します。
履歴のリストを shift キーで複数選択した状態で、上部にある [削除] ボタンをクリックして削除することもできます。
参考
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