FAQ
ArcGIS Pro: ネットワーク データセットを作成すると、意図しない箇所にノードが作成される

ナレッジ番号:6108 | 登録日:2026/03/27 | 更新日:2026/06/30

概要

ArcGIS Pro でネットワーク データセットを作成した際に、意図しない箇所にノードが作成され、エッジ フィーチャ ソース(ネットワーク データセットに含まれるライン データ)が細かく区切られる場合があります。このような場合、下記のいずれかの方法を実施することで、必要な箇所にのみノードを作成し、ネットワーク解析をより効率的に行うことができます。
必要なスキル: ArcGIS Pro 中級レベル以上
留意事項:道路の規制などを考慮しない場合は、簡易的なネットワーク データセットを時間をかけずに作成できます。一方で規制などを考慮する場合は、複数の設定すべきパラメーターがあります。ヘルプを見ながらユーザー様自身で、要望に合う設定を判断する必要があり、場合によっては非常に複雑な作業になります。
また、お客様が独自にネットワーク データセットを構築される場合のご質問や、独自に構築されたネットワーク データセット固有の内容に関するご質問につきましては、標準サポートの範囲外です。

構築済みのネットワーク データセットを用いて、不要な区切りをまとめる方法

この方法では、構築済みのネットワーク データセットに対して [ネットワークのディゾルブ] ツールを使用します。本ツールを使用することで、元のネットワーク データセットに設定されている規制などを引き継いだまま、不要な区切りを統合したネットワーク データセットを新たに作成できます。また、エレベーション(高さ)情報が設定されている場合は、その情報を反映して、道路が物理的に交差している箇所にノードを作成できます。 

条件

  • 構築済みのネットワーク データセットを使用します。
  • 終点(End Point)の接続性ポリシーを持つエッジ ソースを使用します。
  • エレベーション ポリシーを持つエッジ ソースを使用します。
  • このツールを実行するには、ルート案内をサポートしている必要があります。

手順

  1. [解析] タブの [ツール] から [ジオプロセシング] ウィンドウを開き、[ツールボックス] タブ→ [Network Analyst ツール] → [ネットワーク データセット] → [ネットワークのディゾルブ] ツールをクリックします。
  2. [入力ネットワーク データセット] と [出力ジオデータベース ワークスペース] を指定し、[実行] をクリックします。

  3. 出力されたネットワーク データセットを構築します。[コンテンツ] ウィンドウの対象のネットワーク データセットを右クリックし、[構築] をクリックします。

ネットワーク データセットの構築前に、不要なラインの区切りをまとめる方法

この方法では、ネットワーク データセット構築前のラインに対して [ペアワイズ ディゾルブ] ツールを使用します。本ツールを使用することで、高さなどを考慮せず、平面的に道路が交差する箇所にのみノードを作成できます。

条件

  • ネットワーク データセット構築前のライン データを使用します。

手順

  1. [解析] タブの [ツール] から [ジオプロセシング] ウィンドウを開き、[ツールボックス] タブ→ [解析ツール] → [ペアワイズ オーバーレイ] → [ペアワイズ ディゾルブ] ツールをクリックします。

  2. [入力フィーチャ] と [出力フィーチャクラス] を指定し、[マルチパート フィーチャの作成] チェックボックスをオフ(無効)にして [実行] をクリックします。

  3. 出力されたフィーチャクラスを使用してネットワーク データセットを作成し、作成したネットワーク データセットを構築します。ネットワークデータセットの作成および構築方法は、「ArcGIS Pro: ラインからネットワーク データセットを作成するには?」をご参照ください。

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