FAQ
ArcGIS Pro: 観測点・目標点を作成したい
ナレッジ番号:5851 | 登録日:2024/10/29 | 更新日:2024/10/30
概要
[見通し線の構築] ツールや[見通し] ツール等での可視領域の解析にあたり、高さ情報を持つ観測点および目標点を利用します。
本FAQでは高さ情報を持つ観測点および目標点の作成方法をご紹介します。手順
- 観測点(目標点)のポイント フィーチャクラスを作成します。
・[ジオプロセシング] ウィンドウ → [データ管理] ツール → [フィーチャクラス] → [フィーチャクラスの作成] ツール
[フィーチャクラスの場所]: 任意のジオデータベースまたはフォルダー
[フィーチャクラス名]: 任意の名前
[ジオメトリタイプ]: ポイント
[座標系]: 任意 - 観測点(目標点)を作成します。
- [コンテンツ] ウィンドウにて新規に作成したポイント フィーチャクラスを選択した状態で、ArcGIS Pro → [編集] タブ → [作成] をクリックします。
- [フィーチャ作成] ウィンドウにて [観測点] ポイントフィーチャクラスを選択します。
- ポイントを作成したい位置にカーソルをあててクリックをします。
- ArcGIS Pro → [編集] タブ → [編集の管理] グループ → [保存] をクリックします。
- [コンテンツ] ウィンドウにて新規に作成したポイント フィーチャクラスを選択した状態で、ArcGIS Pro → [編集] タブ → [作成] をクリックします。
- 観測点(目標点)に高さ情報を付与します。
お持ちのエクステンション製品やデータ、ご希望の処理に応じて、以下のいずれかを実施ください。
高さ情報を持つラスター データ(DEM データ)を利用する場合- 3D Analyst エクステンション製品のツールを利用 ※値の内挿処理を含みます。
・[ジオプロセシング] ウィンドウ → [3D Analyst] ツール → [3D フィーチャ] → [内挿] → [シェープの内挿] ツール
[入力サーフェス]: DEM データ
[入力フィーチャ]: 観測点(目標点)ポイント フィーチャクラス
[出力フィーチャ クラス]: <3D ポイント フィーチャクラス> - Spatial Analyst エクステンション製品のツールを利用 ※[入力ポイント フィーチャ] に直接値が書き込まれます。
・[ジオプロセシング] ウィンドウ → [Spatial Analyst] ツール → [抽出] → [複数の抽出値 → ポイント] ツール
[入力ポイント フィーチャ]: 観測点(目標点)ポイント フィーチャクラス
[入力ラスター]: DEM データ
- 3D Analyst エクステンション製品のツールを利用
・[ジオプロセシング] ウィンドウ → [3D Analyst] ツール → [3D フィーチャ] → [属性でフィーチャを 3D に変換] ツール
[入力フィーチャ]: 高さの値を付与した ポイント フィーチャクラス
[出力フィーチャクラス]: <3D ポイント フィーチャクラス>
[高さフィールド]: RASTERVALU
- 3D Analyst エクステンション製品のツールを利用 ※値の内挿処理を含みます。
- 観測点(目標点)のポイント フィーチャクラスを作成します。
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