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ArcGIS Enterprise のデバッグログの取得方法

ナレッジ番号:5728 | 登録日:2024/03/14 | 更新日:2024/11/21

概要

本ページでは、ArcGIS Enterprise 利用時のトラブル対応時に役立つ、 ArcGIS Enterprise の各コンポーネント (ArcGIS Server, Portal for ArcGIS, ArcGIS Data Store) におけるデバッグ ログの取得方法についてご紹介します。

デバッグ ログについて

デバッグ ログとは、ArcGIS Enterprise を構成する各コンポーネントにて出力するログについて、ユーザーが設定できるログのレベルのひとつです。トラブルシューティング時に、サーバー管理者や開発者がサーバーの状態をより詳細に確認したいときに利用します。デバッグ ログの設定は、出力される情報が増大する関係でサーバーのパフォーマンス低下を招く恐れがございます。運用環境では通常時は使用せず、トラブルシューティング時のみに利用することを推奨いたします。

取得方法

各コンポーネントのデバッグ ログの取得方法をご紹介します。
※注意:「デバッグ」のログレベルについてはトラブルシューティング時のみの利用を推奨しております。

ArcGIS Server のデバッグ ログの取得方法

取得方法

  1. ArcGIS Server Manager (https:[組織のFQDN]/[Web Adaptor名]/manager) にアクセスし、管理者としてサイン インします。
  2. [ログ] → [ログの表示] → [設定] を開きます。
  3. [ログレベル] を「デバッグ」に変更し、[保存] をクリックします。

Portal for ArcGIS のデバッグ ログの取得方法

取得方法

  1. Portal Administrator Directory (https:[組織のFQDN]/[Web Adaptor名]/portaladmin) にアクセスし、管理者としてサイン インします。
  2. [Logs] → [Settings] → [Edit] を開きます。
  3. [Log level] を「DEBUG」に変更し、[Update] をクリックします。

ArcGIS Data Store のデバッグ ログの取得方法

取得方法

ArcGIS Data Store のデバッグ ログの設定は、ArcGIS Server の設定に準じます。上記の「ArcGIS Server のデバッグ ログの取得方法」をご確認いただき、ArcGIS Server にてデバッグ ログの設定を実施してください。

参考情報

Esri 社ヘルプページ

ArcGIS 開発者 コミュニティ

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