FAQ
ArcGIS Pro: 分類ウィザードを使用した画像分類
ナレッジ番号:5409 | 登録日:2023/07/26 | 更新日:2024/11/21
概要
※ Spatial Analyst が必要です。
画像分類ウィザードを使った画像分類の各設定についてご紹介します。
画像分類をウィザード形式で進めることで、パラメーターを設定するだけで簡単に画像分類を行うことができます。
行いたい分類手法によって必要な分類プロセスが異なりますので、表示される [画像分類ウィザード] 画面に従って進めます。開始方法
[画像] タブ → [画像分類] グループ → [分類ウィザード] をクリックして開始します。
設定項目について
「構成」
分類方法や分類タイプを指定します。
- 分類方法: 教師付き/教師なし
分類するクラスをスキーマに基づいて決定する教師付き分類、ピクセルのスペクトル特性に基づいてコンピュータが決定する表示なし分類 - 分類タイプ: ピクセル ベース/オブジェクト ベース
どのクラスに属するかを個々のピクセルレベルで決定するピクセル ベース分類、隣接するピクセルの類似度でピクセルをグループ化し平均値から決定するオブジェクト ベース分類 - 分類スキーマ: 既存スキーマの参照/トレーニング サンプルから生成/分類ラスターから生成/デフォルト スキーマの使用
分類するクラス分けを決定します。デフォルト スキーマを使用して後からスキーマを追加することもできます。
すでに持っている教師データの分類スキーマを使用する場合 [トレーニング サンプルから生成]
すでに分類済みのラスターのスキーマを使用する場合 [分類ラスターから生成] - トレーニング サンプル(オプション): 教師付き分類の場合に、すでに作成した教師データがあれば指定します。
「セグメンテーション」(オブジェクト ベース分類)
オブジェクト ベース分類を行う場合に条件に応じて隣接ピクセルをまとめてグループ化します。
「トレーニング サンプル マネージャー 」(教師付き分類)
スキーマとトレーニング サンプルの管理ができます。
[分類スキーマ] で設定したスキーマが表示されて、トレーニング サンプルを指定した場合、トレーニング サンプルが表示されます。「トレーニング」
トレーニングサンプルに基づき、分類を行います。
「分類」
指定した方法にに基づいて画像をクラスに分類します。
「クラスのマージ」(教師付き分類)
クラスの一部を単純化されたクラスにしたい場合にマージを行います。
「クラスの割り当て」(教師なし分類)
スキーマに基づいて分類結果を整理します。
「精度評価」
参照データセットを使用して分類結果の精度(1~100%)を決定します。
「再分類」
分類結果に小さいエラーが見つかった場合、個々のフィーチャやオブジェクトを編集できます。
- 分類方法: 教師付き/教師なし
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