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ArcGIS Pro: 教師なし分類 (Spatial Analyst)

ナレッジ番号:5818 | 登録日:2024/08/15 | 更新日:2024/08/20

概要

画像分類とは、マルチスペクトル画像(衛星画像など)を分光特性によりクラス分けを行い、これらのクラスに対してクラス名を割り当てた主題画像を作成することです。 

教師なし分類はサンプルを用いずに画像からクラス分けを行います。出力画像に微小領域のノイズがあった場合にはリサンプリング(最頻値)により除去します。

この手順を行うには Spatial Analyst エクステンションが必要です。

手順 

  1. ArcGIS Pro にマルチスペクトル画像を表示します。 

  2. [ツールボックス] → [Spatial Analyst ツール] → [多変量解析] → [ISO クラスタの教師なし分類] を選択します。
    ※[コンテンツ] ウィンドウで画像を選択した状態で、[画像] タブ → [画像分類] グループ → [分類ツール] ボタン → [分類] からも画像分類できます。

  3. [ISO クラスタの教師なし分類] ダイアログが表示されますので、以下の設定を行います。 

    [入力ラスターバンド]: マルチスペクトル画像 
    [クラス数]: 分類するクラス数 
    [出力分類ラスタ]: 出力ファイル名 
    [出力シグネチャ ファイル(オプション)]: 出力ファイル名(同一地域の画像を再度分類するなどの場合に使用) 
    [OK] ボタンをクリック 

  4. [コンテンツ] ウィンドウで 3. の手順で分類が行われた画像を選択した状態で、[表示設定] タブ → [レンダリング] グループ → [シンボル] を選択します。
    [シンボル] ウィンドウにて以下の設定を行います。
     [シンボル]: 個別値
     [値フィールド]: Value
     [配色]: 任意のカラーランプ
      シンボルカラーをダブルクリック → カラーパレットにてカラーを選択します。
      ラベルをダブルクリック → ラベルの名称を入力します。

メタデータ

機能

種類

製品

バージョン