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ジオデータベース フィーチャクラスを AutoCAD DWG ファイルにエクスポートすると円形のフィーチャが発生する

ナレッジ番号:5206 | 登録日:2023/07/13 | 更新日:2024/11/21

概要

[CAD → ジオデータベース] ツールにて AutoCAD DWG ファイルから変換したジオデータベース フィーチャクラスを、[CAD へエクスポート] ツールで再度 AutoCAD DWG ファイルに変換したときに、円形のフィーチャが表示される場合があります。

原因

[CAD → ジオデータベース] ツールを利用して AutoCAD で作成したブロックをジオデータベース フィーチャクラスに変換する際、ブロックがポイント、ラインおよびポリゴン フィーチャクラスに分割されます。
また、ジオデータベース フィーチャクラスの属性テーブルの [Entity] フィールドは、分割されたフィーチャの属性情報を [Insert] として識別します。

ジオデータベース フィーチャクラスを AutoCAD DWG ファイルに再変換するとき、[CAD へエクスポート] ツールは [Entitly] フィールドの属性情報に基づきブロックを作成しますが、その際に属性情報 [Insert] のフィーチャが、円形のフィーチャとして描画されてしまいます。

補足

「ブロック」とは AutoCAD などの Autodesk 製品で使用される用語で、複数の図形(ポイント、ポリラインおよびポリゴンの組み合わせ可)を 1 つにまとめておき、再利用できるようにするための機能です。
ブロックは ArcGIS 製品ではポイントとして表示され、Esri ソフトウェアの [Entity] フィールドには [Insert] という用語が入力されます。

対処方法

ポリライン、ポリゴンの場合

ジオデータベース フィーチャクラスの属性テーブルの [Entity] フィールドにある文字列 [Insert] を [LWPolyline] に変更します。

ポイントの場合

ジオデータベース フィーチャクラスの属性テーブルの [Entity] フィールドにある文字列 [Insert] を [CADType] に変更します。

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