FAQ CAD のワールド ファイルについて

ナレッジ番号:1543 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

ワールドファイルとは?


ワールド ファイルは、ArcGISでCADデータセットの2点(相似)変換を定義するために使用されます。
ワールド ファイルには変換元と変換先の座標値が含まれており、ArcMapで管理することができます。
ArcMapには対話形式の変換ツールがあるので、CADデータセットの変換にワールド ファイルは必要ありません。

 

ワールドファイルの構造

 

ワールド ファイルは、1組みまたは4組みのx,y座標値が含まれたテキスト ファイル(.wld)です。
最初の座標の組みは、ドローイング ファイルの既知のコントロール ポイントのx,y座標です。
2つ目のx,y座標は、ArcMapでCADドローイング コントロール ポイントを配置する地理空間内の新しい場所です。
これらの座標は、2点変換の1つ目のポイントを構成します。残りの座標の組みは、最初の2つの組みと同じ構造に従います。それらは、2点変換の2つ目のポイントを構成します。

 

ワールドファイルの形式

CADドローイングにおけるX.Y位置 地理空間内のXY位置
<From X1,From Y1> <To X1,To Y1>
<From X2,From Y2> <To X2,To Y2>



ワールドファイルのコンテンツの例


26315.299650,11063.153340 519481.78700,94276.547000
28854.942990,11110.990860 519505.85500,93502.99800


ワールド ファイルの拡張子は「*.wld」です。
ArcMapは、同じフォルダ内からドローイング ファイル名と同じ名称を持つ有効なワールド ファイル名を検出すると、ワールド ファイルを自動的に適用します。

(例) sample.dwgとsample.wldファイルが 同じフォルダに格納されている場合:
sample.dwgからレイヤを追加すると、ArcMapは座標変換にsample.wldファイルを自動的に使用します。

 

ArcGISで作成したワールドファイルの作成と保存

手順
  1. [ジオリファレンス] ツールバーの [リンク] ボタンをクリックします。
  2. [リンク] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [保存] ボタンをクリックして、コントロール ポイントの座標値をワールド ファイルに保存します。
  4. ワールド ファイルの名前と場所を指定します。 (ワールド ファイルをCADデータセットと関連付けるには、CADデータセットのプレフィックス名を使用して、CADドローイングと同じフォルダに配置しなければなりません。
  5. [OK] をクリックします。

ジオリファレンスツール バーでのワールドファイルの読み込み



手順
  1.  [ジオリファレンス] ツールバーの [リンク テーブル] ボタンをクリックします。
  2. [リンク テーブル] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [読み込み] ボタンをクリックして、既存のワールド ファイルを読み込みます。
  4. ワールド ファイルの座標値により、リンク テーブルの値が設定されます。
  5. [OK] をクリックします。

メタデータ

カテゴリ

製品

バージョン