FAQ
CAD データに変換 (エクスポート) したい
ナレッジ番号:3153 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS では、シェープファイルやフィーチャクラスを CAD 形式のファイルにエクスポートすることができます。バージョンによってエクスポートできるデータフォーマットが異なります。
出力可能なフォーマット
エクスポートできるデータ フォーマットは以下のとおりです。
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10.3.x 以降の場合
こちらの ヘルプをご参照いただき、ページ上の「他のバージョン」 でご利用のバージョンを選択してください。
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10.2 x の場合
こちらの ヘルプをご参照ください。
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ArcGIS 10.1 の場合
こちらの ヘルプをご参照ください。
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ArcGIS 10 の場合
こちらの ヘルプをご参照ください。
エクスポート方法
もしCADデータの単位や座標系の指定がある場合は、あらかじめ [投影変換] ツールを使用して座標系の変更をしておきます。
- 以下のいずれかの方法で、CADに変換するツールを呼び出します。
・ ArcToolbox の [変換ツール] → [CADへ変換] → [CADへエクスポート(Export to CAD)] をクリックします。
・ コンテンツ ウィンドウで対象のレイヤーを右クリックし、[データ] → [CADへエクスポート] をクリックします。
・ カタログ ウィンドウで出力対象のフィーチャクラスを右クリックし、[エクスポート] → [CADへ変換] をクリックします。 - [CADへエクスポート] ダイアログが表示されます。 [入力フィーチャ] で出力対象のデータを指定し、 出力ファイルのタイプをプルダウンから選択します。
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[OK] ボタンで出力処理を開始します。
補足情報
属性やスタイルの継承について
GIS データは図形情報と属性情報を持つデータ構造であるのに対し、CAD データは図を主体としたデータ構造です。そのため、GIS データの属性を CAD データに持たせることはできません。
ただし、出力対象のデータに対して色やスタイルに関する属性を追加してから、CADデータとして出力を行うことができます。
- ArcToolbox → [変換ツール] → [CAD へ変換] → [CAD フィールドの追加] ツールを使用し、フィールドを追加します。複数のフィールドが追加されます。
- 以下のプロパティに、スタイルに関わる属性情報を入力します。
・ LyrName :レイヤー名。
・ LyrColor:線種ごとの色。AutoCAD の色番号 ( 1:赤、3:緑、5:青)を指定します。
・ LyrLineWt :線の太さ。
本ツールで追加されるフィールドの詳細については、以下のヘルプでご確認ください。
AutoCAD DWG/DXF 形式の予約済み CAD フィールドポイントに割り当てたシンボル (記号) の形状を保持したままCADデータとして出力することはできません。
高さ情報の継承について
あらかじめフィーチャのZ値に高さを付与しておくか、[Elevation] フィールドに高さに関する属性値を入力しておくことで、三次元のCADデータを出力することができます。数値属性をZ値に割り当てるには、こちらの FAQ をご参照ください。
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メタデータ
機能
種類
製品
バージョン