FAQ 2D データを3D データに変換する方法 (3D Analyst)

ナレッジ番号:1528 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

説明

2D のフィーチャクラスやシェープファイルを 3D のデータに変換することができます。

注意事項

  • この操作を行うには、エクステンションの 3D Analyst が必要です。また、3D Analyst が有効になっている必要があります。ArcMap の [カスタマイズ] メニュー → [エクステンション] にて3D Analyst にチェックがついているか確認してください。
  • ArcGIS 10.x 以降のバージョンの [3D Analyst] ツール バーには、[フィーチャを3Dフィーチャに変換] が初期設定ではございません。ArcMap の [カスタマイズ] メニュー → [カスタマイズ モード] から、[ユーザー設定] を表示し、[コマンド] タブの [カテゴリ] 欄 にて [3D Analyst] を選択し、[コマンド] 欄にある [フィーチャを3Dフィーチャに変換] をドラッグ&ドロップで [3D Analyst] ツールバーに追加してください。 
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手順

  1. 3D Analyst ツールバーを起動し、[3D Analyst] → [変換] → [フィーチャを3Dフィーチャに変換] をクリックします。 もし、3DAnalyst ツールバーが表示されていない場合には、[カスタマイズ] → [ツールバー] → [3D Analyst] をクリックします。(ArcGIS 9.x の場合は、[表示] → [ツールバー] → [3D Analyst] をクリックします。)
  2. 2Dのシェープファイルを[入力フィーチャ]に選択します。 
  3.  [標高値のソース]の部分で3つの選択肢から1つを選択します。
    • [ラスタまたはTIN サーフェス]を選ぶには、ラスタまたはTINデータセットが標高値を持っていれる必要があります。
    • [入力フィーチャ属性]を選ぶには、入力フィーチャのフィールドに標高値の属性があらかじめ入れ ておく必要があります。(フィールドをツールで表示するには、フィールドのデータタイプが数値である必要があります。)
    • [数値定数]を選ぶ場合、すべてのフィーチャに対して指定したZ値が標高値として割り当てられます。 
    •  [出力フィーチャ]の格納場所を指定します。
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関連

ジオプロセシングツールにも、2Dのシェープファイルを3D シェープファイルに変換できる機能がございます。ただし、これらのツールはエクステンションの3D Analyst が必要です。

サーフェスの高さを使用して3Dフィーチャを作成するツール

ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [ファンクション サーフェス] → [シェープの内挿] 

ヘルプ

ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [ファンクション サーフェス] → [サーフェス情報の追加]

ヘルプ

※ [サーフェス情報の追加] は、ArcGIS 10.0 以降で利用できる機能です。

 フィーチャの属性を使用して3D フィーチャを作成するツール 

ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [3D フィーチャ] → [属性でフィーチャを 3D に変換]

ヘルプ

[属性でフィーチャを 3D に変換] は、ArcGIS10.0 以降で利用できる機能です。
このツールによってフィーチャに Z 値を付与することはできますが、立ち上げのようにフィーチャを立体表示できるわけではありません。

※ツール名やツールの場所はバージョンによって変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

 

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