FAQ
AutoCAD の DWG ファイルと DXF ファイルについて

ナレッジ番号:1012 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2025/05/21

説明

ArcGIS Pro では、DWG や DXF などの CAD ファイルをそのままマップやシーン上に追加できます。その時、ArcGIS Pro の [カタログ] ウィンドウ上などでは、以下のように表示されます。

  • CAD フィーチャ データセット: Image
  • CAD フィーチャクラス:ポリゴン Image、 ポリライン Imageなど

これらのファイルのうち CAD データセットの方は、ArcGIS Pro において 1 つのグループ レイヤーとして扱われ、マップに追加すると、CAD ソフト上で表示されていた図面が編集不可の表示専用の図面として表示されます。また、[カタログ] ウィンドウや [カタログ] ビューからプロパティを確認すると図面をプレビューすることもできます。
 

一方、CAD フィーチャクラスは、内部にフィーチャクラスを持つ構造として扱われ、ジオメトリの追加や移動といった編集以外のほとんどの機能について他の GIS フィーチャと同様に扱えます。
例えば、CAD データセット内に含まれる Polyline や Point などに対して個別にシンボル設定が行えるほか、ラベリングや他フィーチャへのコピー&ペーストに加えて、[ジオプロセシング] ツールでの入力データとしての利用などができます。
 

ArcGIS Pro での CAD データの配置

事前に CAD ソフトによって CAD データに対して座標系 (平面直角座標系など) および原点からの座標値を設定しておくことで、マップへ追加した際に正確な位置に自動で配置できます。
なお、座標系か座標値を設定していない場合でも ArcGIS Pro 上で座標系を定義したり、手動で CAD データを配置したりすることもできます。
それぞれの操作手順については、以下をご参照ください。

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