FAQ
ArcGIS Pro: レイアウトに概観図を追加したい

ナレッジ番号:3043 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcGIS Pro でレイアウトに概観図を追加するには、マップ フレームを複数追加したレイアウトに [表示範囲枠]を挿入します。
この場合、それぞれのマップ フレームが参照するマップは同一であっても、異なっていても構いません。
以下の例では 2 つ(詳細図と概観図)のマップ フレームを追加し、表示範囲枠を追加する手順を記載します。

表示範囲枠の操作手順 
連続出力への対応 

表示範囲枠の操作手順

  1. [挿入] タブ → [プロジェクト] グループ → [新しいレイアウト] をクリックし、レイアウトを追加します。
  2. [挿入] タブ → [マップ フレーム] グループ → [マップ フレーム] を使用して、複数のマップ フレームを追加します。
    配置位置やサイズを適宜調整します。
    ※ レイアウト、マップ フレーム、エレメントの追加に関する詳細は 、FAQ 「レイアウト(複数)を作成するには」でご確認ください。
  3. あらかじめ、マップ フレームの縮尺や表示範囲を変更しておきます。マップ フレーム内の地図の移動を行うには、レイアウト上で対象のマップ フレームを選択し、右クリック → [アクティブ化] をクリックし、マップ フレーム上でドラッグして位置を調整します。

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  4. 表示範囲枠の表示対象となるマップ フレーム(概観図)を選択し、[挿入] タブ→ [マップ フレーム] グループ → [表示範囲枠] のメニューから、レイアウト上の別のマップ フレームの名称(詳細図) を選択します。表示範囲枠 エレメントが追加されます。
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  5. 表示範囲枠に対して各種設定を行います。コンテンツ ウィンドウで 表示範囲枠 エレメント('マップ フレーム名' の範囲)をダブルクリックし、エレメントの [プロパティ] ウィンドウを表示します。
    枠のスタイルを変更する場合は、シンボルの設定で色とアウトラインを変更します。
    表示範囲枠の形状を変更するには、[図形] のリストで変更します。
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  6. 各マップ フレームの表示範囲を変更すると、それに対応して表示範囲枠も動的に更新されます。
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連続出力への対応

[マップ シリーズ] を定義した場合も、ページを変更するたびに表示範囲枠が連動します。この場合、表示範囲枠の [図形] のリストで「現在のマップ シリーズの形状」を選択すると、マップ シリーズの定義に使用したインデックス フィーチャの形状で表示範囲枠を設定することができます。
マップ シリーズの詳細については、FAQ 「ArcGIS Pro:連続出力を行いたい」 でご確認ください。

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