FAQ
ArcGIS Pro: 画像データの座標位置が 3 点以上明確な場合のジオリファレンス(幾何補正)の方法

ナレッジ番号:6086 | 登録日:2026/02/13 | 更新日:2026/06/19

概要

地図をスキャンした画像データや航空写真などの画像について、画像上の特定地点の座標値が 3 点以上分かっている場合は、それらの座標値を基準にしてジオリファレンス(幾何補正)を行うことができます。

たとえば、画像データの四隅の座標値が分かっている場合は、この方法を用いることで比較的簡単にジオリファレンスを行うことが可能です。

方法

  1. ArcGIS Pro を起動し、マップの座標系を画像に設定したい座標系に変更します。
    マップの座標系を変更する方法は、[コンテンツ] ウィンドウ上のマップを右クリック → [プロパティ] をクリックし、[マップ プロパティ] ダイアログの [座標系] → [使用可能な XY 座標系] から座標系を選択します。選択後、[OK] をクリックします。
  2. ジオリファレンスをしたいラスター データをマップに追加します。
    画像に空間参照情報がないため、マップ座標系の原点 (0,0) に仮配置されます。

  3. [コンテンツ] ウィンドウでラスター データを選択し、[画像] タブ → [ジオリファレンス] をクリックし、[ジオリファレンス] タブを開きます。
  4. 画像の四隅など座標値が分かっている地点のうち、作業しやすい位置を拡大表示します。
    [コンテンツ] ウィンドウにて、追加したラスター データを右クリック → [レイヤーにズーム] をクリックすると、マップ上の画像にズームします。

  5. [ジオリファレンス] タブの [コントロール ポイントの追加] をクリックし、 画像上のコーナーなど座標値が分かる地点をクリックします。


    このとき、[ジオリファレンス] タブの [自動的に適用] が有効化されていることを確認してください。
    有効化されていない場合は [自動的に適用] をクリックして有効化してください。
  6. 十字カーソルが表示された状態で右クリックすると [ターゲット座標] ダイアログが表示されますので、[X座標]、[Y座標] に対象箇所の座標値を入力して [OK] をクリックします。
    ※[座標を DMS で表示] にチェックを入れると、[経度]、[緯度] で入力可能です。

  7. 次のコントロール ポイントを入力するために [コンテンツ] ウィンドウで追加したラスター データを右クリック → [レイヤーにズーム] をクリックし、レイヤーの全体表示をします。
  8. 座標値がわかっている 2 点目以降についても上記の手順の 5~7 を行います。
  9. 入力した座標値の確認及び修正は [コントロール ポイント テーブル] にて行います。
    [ジオリファレンス] タブ → [コントロール ポイント テーブル] をクリックしてください。
  10. 入力した座標値を修正したい場合は、テーブル上の修正したいポイントの [マップ X] または [マップ Y] の値をダブルクリックし、数値を直接修正します。 
  11. 座標値の入力が終了したら、[ジオリファレンス] タブの [新規保存] をクリックします。
    表示される [ラスターのエクスポート] ウィンドウでパラメーターを設定し 、[エクスポート] をクリックします。
  12. [ジオリファレンス] タブの [ジオリファレンスを終了] をクリックして、作業を終了します。

関連する質問

メタデータ

種類

機能

製品

バージョン