FAQ
ArcGIS Pro: ラスターのセルにあわせたメッシュ ポリゴンを作成したい
ナレッジ番号:5398 | 登録日:2023/07/26 | 更新日:2024/11/21
概要
ラスターのセル サイズに合わせた、メッシュ ポリゴンを作成することができます。また、作成したポリゴンの属性情報として、ラスターのセル値を格納できます。
手順
- [コンテンツ] ウィンドウで [マップ] を右クリック → [プロパティ] をクリックし、マップ プロパティを開きます。
- ラスター データの座標系とマップの座標系が統一されていることを確認してください。
[座標系] → [現在の XY] 欄にマップ フレームの座標系が表示されます。
また、[使用可能な XY 座標系] 欄の [レイヤー] の下に、マップ上にある各レイヤーの座標系が表示されます。 - [コンテンツ] ウィンドウでラスター レイヤーを右クリック → [プロパティ] → [ソース] → [ラスター情報] を開き、[カラム数] と [ロウ数] を確認します。
- ラスター レイヤーのピクセルと同じサイズのメッシュ ポリゴンを作成するため、[解析] タブ → [ジオプロセシング] メニュー → [ツール] をクリックします。[ジオプロセシング] ウィンドウが開きましたら、[ツールボックス] → [カートグラフィ ツール] → [マップ シリーズ] → [インデックス フィーチャ (格子状) の作成] ツールを起動し、以下のように設定します。
設定
[出力フィーチャクラス] : 任意の出力場所を指定します。
[入力フィーチャ] : ラスター レイヤーを指定します。
[行数] : ロウ数を入力します。
[列数] : カラム数を入力します。
[実行] をクリックします。 - 作成されたポリゴンの属性情報に、ラスターのセル値を格納します。[ジオプロセシング] ウィンドウの [ツールボックス] → [変換 ツール] → [ラスターから変換] → [ラスター → ポイント] ツールを起動し、以下のように設定します。
設定
[入力ラスター] : ラスター レイヤーを指定します。
[フィールド] : Value フィールドを指定します。
[出力ポイント フィーチャ] : 任意の出力場所を指定します。
[実行] をクリックします。 - 作成されたポイントの属性テーブルを確認しますと、図のように [grid_code] フィールドにラスターのセル値が格納されていることを確認できます。
- メッシュ ポリゴンにポイントの属性情報を付与します。
[ジオプロセシング] メニュー → [ツールボックス] → [解析 ツール] → [オーバーレイ] → [空間結合] ツールを起動し、以下のように設定します。設定
[ターゲット フィーチャ] : メッシュ ポリゴンを指定します。
[結合フィーチャ] : ポイント レイヤーを指定します。
[出力フィーチャクラス] : 任意の出力場所を指定します。
[マッチ オプション] : “交差する” を選択します。
[実行] をクリックします。
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