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重複したラインフィーチャを削除するには？

ナレッジ番号：3259 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2024/12/04

1 つのラインフィーチャクラスの中に全く同じジオメトリを持つ重複したフィーチャが存在している場合、その重複したフィーチャを削除する方法を説明します。ご利用されているライセンスレベルに合わせて、方法をご選択ください。

[同一値を持つレコードの削除（Delete Identical）] ツールを使用して、重複フィーチャを削除します。

※解析を実行すると、入力データは上書きされます。
※重複レコードを確認するだけの場合は、[同一値を持つレコードの検出(Find Identical)] ツールを使用します。

ジオデータベースのトポロジールールを適用し、トポロジエラーの修正で重複フィーチャを削除します。

「方法３：トポロジを使用する方法（Standard (ArcEditor) 以上のライセンスをご利用の場合）」のトポロジを使用する方法手順を参考に「重複しない」ルールを適用して、トポロジを構築します。
トポロジ構築後、トポロジレイヤーをマップに追加し、レイヤーの編集を有効にします。
[カスタマイズ] メニュー → [ツールバー] → [トポロジ] ツールバーの [エラーインスペクター] 上で表示された [ルールタイプ] の [重複しない] ルールに当てはまらないレコードを右クリック → [除去] を削除します。
「エラーを削除するフィーチャを選択し、[OK] をクリックします。

以下の 2 つのStep で各フィーチャが持つジオメトリ属性から重複しているフィーチャを一つの集約します。

Step① ジオメトリ属性の追加
「ポリラインの始点と終点の座標値を属性テーブルに追加する方法」を参照し、ラインの起点、中間点、終点の XY 座標を算出します。
※属性テーブルに値が追加されない場合、ArcMap を閉じて、再度開いてください。
Step② ディゾルブ
1. [ジオプロセシング] メニュー → [ディゾルブ（Dissolve）] を選択します。
2. [ディゾルブ] ダイアログで、以下のように設定行い [OK] をクリックします。
・ [入力フィーチャ]：処理対象データ
・ [出力フィーチャクラス]：出力先と保存名を任意に指定します。
・ [ディゾルブフィールド]：「START_X」、「START_Y」、「MID_X」、
「MID_Y」、「END_X」、「END_Y」の 6 つの項目※にチェックを入れます。
※ラインの始点の XY 座標、中間 XY 座標、および終点の XY 座標が同じ値をもつフィーチャを重複するラインフィーチャとみなします。

※ディゾルブ後に、[ディゾルブフィールド] で選択していない他の属性情報は出力結果には引き継がれません。引継ぎたいフィールドがある場合、[統計フィールド] に追加し、統計の種類を[FIRST] を選択すると、入力フィーチャの最初の値が入力されます。

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