FAQ
3 つのデータが重なる箇所を検索するには？
ナレッジ番号：1573 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2024/11/21
説明
2 つのポリゴン レイヤが重なり合い、なおかつポイントが重なっているフィーチャを検索するには、[空間検索] を使用するか、[インターセクト] ツールを使用します。
手順
方法１：空間検索を使用する方法
- ArcMap の [メニュー] → [選択] → [空間検索] をクリックします。
- [選択方法]： [新規選択セットの作成] を選択します。
[ターゲット レイヤ]： ポイントレイヤを選択します。
[ソースレイヤ]： ポリゴンレイヤの内１つのレイヤを選択します。
[<ターゲット レイヤ フィーチャ> が <ソース レイヤ フィーチャ> と異なる] を選択して [適用] をクリックします。 - [選択方法] に戻り、[現在の選択セットから絞り込み選択] を選択します。
[ソース レイヤ]： 別のポリゴンレイヤを指定し、[適用] をクリックします。
方法２：インターセクトを使用する方法
Advanced (ArcInfo) のライセンスをお使いの場合
- ArcToollbox → [解析ツール] → [オーバレイ] → [インターセクト] ツールを起動し、各ポリゴン、ポイントレイヤを[入力フィーチャ]として入力します。
- ダイアログの最下部の [出力タイプ] のところで [POINT] を選択してください。
Basic (ArcView)、Standard (ArcEditor) のライセンスをお使いの場合
- インターセクトに使用できるレイヤは、一度に２つですので、２つのポリゴンをインターセクトします。
- 上記１.でインターセクトしたポリゴンをポイントレイヤとインターセクトします。
出力タイプのところで、「POINT」を選択します。
製品のバージョンによってArcToolbox に格納されているツール名や位置が異なります。
方法３：トポロジを使用する方法
Standard (ArcEditor) 以上のライセンスをご利用の場合
ジオデータベースのトポロジールールを設定して、重複するフィーチャを検出することが可能です。
- ArcCatalog を起動します。
- カタログツリーで任意のフォルダを右クリックし[新規作成] からジオデータベースを作成します。
- 作成したジオデータベースを右クリックし、[新規作成] → [フィーチャデータセット] をクリックします。
「新規フィーチャデータセット」のウィザードにしたがって作成してください。
座標系は、重なりをチェックするデータと同じ座標系を指定してください。「インポート」ボタンで重なりをチェックするレイヤを指定しても構いません。 - 重複したフィーチャを含むシェープファイル等を右クリックし、[エクスポート] → [ジオデータベース] を選択し、上記の手順 2で作成したジオデータベースのフィーチャデータセット内にフィーチャクラスをインポートします。 エクスポートツール、または、表示されるウィザードに従ってフィーチャクラスをインポートします。
- 作成したジオデータベースのフィーチャデータセット（インポートしたフィーチャクラスを含むもの）を右クリックし、 [新規作成] → [トポロジ] にて新規トポロジを作成します。
「新規トポロジ」のウィザードが表示されますので、ウィザードに沿って進めます。 - ウィザードに沿って進むと「ルールの追加」を設定する画面が表示されますあので、[ルール]：[重複しない] を選択します。
- 新規トポロジの作成、または、トポロジを構築した後、整合チェックを行うかのメッセージが表示されますので、整合性のチェックを行います。ArcCatalog は終了します。
- トポロジのルールが設定できたら、ArcMap を起動します。
- ArcMapにジオデータベースのフィーチャデータセット内のトポロジを追加します。
- [エディタ] ツールバーの [編集を開始]をクリックしします。
- [エディタ] ツールバー → [エディタ] → [その他の編集ツール] → [トポロジ] を選択します。
- [トポロジ] ツールバーの一番右の [エラー インスペクター] をクリックし、 表示範囲のチェックを外して、[検索開始] を実行します。
- エラー インスペクターのテーブルにエラーとして検知されたレコードが表示されますので、 そのレコードを右クリックして、表示範囲などを変更します。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン