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ArcGIS Pro: 1 メッシュに複数のポリゴンが重なる場合、面積が最大のポリゴンの属性をメッシュに追加する方法
ナレッジ番号:3210 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
1 つのメッシュ ポリゴンに重なる複数のポリゴンのうち、重なる面積が最大のポリゴンの属性を追加するには、[エリア内での集計] ツールを使用します。
ここでは、メッシュ ポリゴンと重なる市町村界ポリゴンのうち、面積が最大であるポリゴンの属性を追加する方法について説明します。
手順
ここではメッシュ データを「MESH」、面積集計対象の市町村界ポリゴンを「CITY」として説明します。
- [解析] タブの解析ツール ギャラリーから [データの集約] → [エリア内での集計 (Summarize Within)] をクリックします。
[エリア内での集計 (Summarize Within)] ツールが起動します。
- 以下のようにパラメーターを設定し、[実行] ボタンでツールを実行します。
- [入力ポリゴン]: メッシュ ポリゴン (MESH)。
- [入力集計フィーチャ]: 集計対象のポリゴン (CITY)。
- [出力フィーチャクラス]: 出力先となるジオデータベースとフィーチャクラスの名称。シェープファイルとして出力することはできません。
- [集計フィールド]: 入力集計ポリゴンがもつ数値属性を集計して付与したい場合に設定しますが、今回のように面積の集計対象の場合は、設定を省略することができます。
- [集計属性の追加]: ポリゴンの面積等に関する属性を付与するため、チェックを入れます。
- [集計エリアの単位]: 入力集計フィーチャの面積について、その単位を指定します。
- [グループ フィールド]: 入力集計フィーチャの集計するグループ名。
- [最小頻値属性および最頻値属性の追加]: チェックを入れます。
- [グループの割合の追加]: 集計対象のポリゴンが占める面積の割合を属性として付与することができます。今回はチェックを外します。
- [出力グループ化テーブル]:グループ フィールドに対する集計結果を格納したテーブル。
- 処理が完了すると、メッシュと同じ形状のポリゴンが出力されます。
そのフィーチャクラスの属性を確認すると、[Majority (グループ フィールド名)] フィールドに、各メッシュ ポリゴンに対して重複面積が大きい市町村のグループ フィールドが格納されています。
- グループ フィールド以外の、集計フィーチャの属性を追加したい場合は、[Majority (グループ フィールド名)] フィールドをキーとしてテーブルの結合を行います。
テーブル結合の詳細については「ArcGIS Pro: テーブル結合をしたい」でご確認ください。
- [解析] タブの解析ツール ギャラリーから [データの集約] → [エリア内での集計 (Summarize Within)] をクリックします。
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