FAQ
ArcGIS Pro: ヒートマップを作成したい
ナレッジ番号:3185 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ヒートマップとは、ポイントの相対密度を表すマップです。ポイントの密集度を色分けして表示することができます。
ここでは ArcGIS Pro でヒートマップを作成する 2 つの方法について紹介します。
一般的に入力データとしてポイント フィーチャを使用しますが、「ラスターとして作成する方法」ではライン フィーチャを使用することができます。
シンボル設定で作成する方法
- コンテンツ ウィンドウでポイント レイヤーを選択し、[表示設定] タブをクリックします。
- [フィーチャ レイヤー] タブの [描画] グループで、[シンボル] ドロップダウン メニューをクリックします。
- [シンボル] ギャラリーで [ヒート マップ] をクリックします。[シンボル] ウィンドウが表示されます。
- [半径] を設定して、各ポイントの検索範囲を設定します。
- 必要に応じて [加重フィールド] を設定し重みづけの設定を行います。[加重フィールド] では数値属性を指定します。
- [配色] で、使用するカラーマップを選択します。
- 必要に応じて [レンダリング品質] を変更します。 [最速] に設定するとマップの描画速度が上がり、[高品質] に設定すると画像の品質を向上させることができます。
ラスターとして作成する方法
Spatial Analyst エクステンションの [カーネル密度] ツールを使用します。
- [シンボル] ウィンドウで右上のメニューをクリックし、[静的ラスターへの変換] をクリックします。
または、[ジオプロセシング] ウィンドウで [カーネル密度 (Kernel Density)] ツールを検索し、起動します。[静的ラスターへの変換] からツールを起動した場合は、[population フィールド] など一部のパラメーター設定について、シンボルの設定が継承されます。 - 以下のようにパラメーターを設定します。
- [入力ポイント、またはライン フィーチャ] : 処理に使用するデータ
- [population フィールド]: 重み付けに使用する数値を格納したフィールド
- [出力ラスター]: 出力するラスターの保存先と名称
- [出力セルサイズ]: 出力ラスターのセルサイズ
- [検索範囲]: 各ポイントの検索範囲
- [出力のセル値]: 「密度」「カウント」(個数) のいずれかを選びます。
- [方法]: 検索範囲の指定方法について「平面」「測地線」のいずれかを指定します。
- [実行] ボタンで処理を開始します。
関連する質問
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