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ArcGIS Pro: カラーランプを作成したい（シンボルのカスタマイズ）

ナレッジ番号：3183 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2024/11/21

概要

シンボル設定で使用するカラーランプをカスタマイズし作成することができます。

シンボルは "スタイルファイル" と呼ばれるファイルに保存されます。以下の手順では、手順 1 ～ 3 で新規スタイルファイルとスタイルを作成するための基本操作を説明し、手順 4 ～ 7 ではカラーランプの作成方法を説明しています。また、作成したカラーランプの利用方法もご紹介いたします。

手順
作成したカラーランプの利用

手順

[カタログ] ウィンドウで [プロジェクト] → [スタイル] を右クリック → [新規] → [新しいスタイル] をクリックし、任意のフォルダー内に新しいスタイルファイルを作成します。スタイルファイルの拡張子は *.stylx です。
[カタログ] ウィンドウで作成したスタイルファイルを右クリック → [スタイルの管理] をクリックし、[カタログ] ビューを開きます。
[管理] タブ → [スタイル] グループ　→ [新しいアイテム] の▼から作成したいシンボルの種類を選択します。カラーランプを作成するには [配色] を選択します。
[カタログ] ビューの [配色] を選択し、右欄で [プロパティ] をクリックします。
[配色タイプ] で任意のカラーランプの種類を選択し、シンボル設定を行います。
- 連続配列
  
  下図の赤枠が“分岐点” です。分岐点を選択し、それぞれ [色] を設定します。
  
  ・左端と右端の分岐点は、横に移動させることで分裂し、色を増やすことも可能です。[+] や [×] でも分岐点の個数を増減することができます。
  ・必要に応じて [透過表示] などの設定も可能です。
- 不連続の配色
  
  分岐点を選択し、それぞれ [色] を設定します。
  
  ・分岐点を横に移動すると、色の並びが変更されます。
  ・[+] や [×] で分岐点の数を増減することができます。
  ・必要に応じて [透過表示] などの設定も可能です。
- ランダム配色
  
  [最小色] と [最大色] で色の濃淡を決めます。例えば [最小値] に淡い色を、[最大値] に濃い色を設定します。
  
  カラーランプに複数の系統の色を混ぜたい場合は、円形の色見本を使用します。赤枠の棒を動かし、色の幅を決定します。
  
  ・必要に応じて [透過表示] などの設定も可能です。
- マルチパート配色
  
  複数のカラーランプを 1 つのカラーランプにまとめることができます。
  
  [連続配色] または [非連続配色] の配色タイプをドロップダウンから選択し、[追加] をクリックします。鉛筆のアイコンをクリックし、カラーランプごとの色設定を行い [適用] をクリックします。
[適用] をクリックし、保存します。
[説明] をクリック → [名前] にわかりやすいカラーランプの名前を入力します。

作成したカラーランプの利用

[シンボル] ウィンドウにてシンボル設定を行う際に、カラーランプの一覧に、先ほど作成したカラーランプが表示されます。
作成したスタイルファイルは他のユーザーにも共有できます。スタイルファイルを読み込むには [挿入] メニュー → [スタイル] グループ →　[追加] → [スタイルの追加] から利用します。