FAQ
ArcGIS Pro の 写実的なシンボル(3D シンボル)を使用する方法

ナレッジ番号:3511 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcGIS Pro では写実的なシンボルを用意していますので、現実に近いシンボルを適用することでよりリアルな景観を作成することが可能です。ArcGIS Pro 3.0 と Pro 2.x 以前では設定方法が異なりますので以下の設定をご参照ください。

ArcGIS Pro 3.0

ArcGIS Pro 3.0 ではプリセット レイヤーは非推奨になりました。プリセット レイヤーは表示できますが、作成及び変更することができません。
ArcGIS Pro 2.9 以前のバージョンで作成したプリセット レイヤーは、[シンボル] ウィンドウから [変換] をクリックすることによって、指定されたタイプに変換されます。

ポイント データに樹木シンボルを適用する場合

  1. ArcGIS Pro を起動し、プロジェクトを作成します。
  2. .[挿入] タブ → [新しいマップ] → [新しいシーン] を選択します。シーンとは 3D のマップのことです。プロシージャル シンボルはシーンでのみ利用することができます。
  3. シーンの [挿入] タブ→ スタイル グループの [追加] から [システム スタイルの追加] を選択します。

  4.  [システム スタイル] ダイアログにおいて、樹木データに関しては、[3D] の [3D 植生 - 写実的] または [3D 植生 - 主題] の チェックボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
  5. [コンテンツ] ウィンドウにあるポイント シンボルをクリックし、[シンボル] ウィンドウを開きます。[シンボル] ウィンドウの [ギャラリー] タブに[3D 植生 - 写実的] または [3D 植生 -主題] が追加されているので、任意のシンボルを選択します。
  6. [シンボル] ウィンドウの [プロパティ] タブから、サイズや角度などさまざまな変更を加えることができます。
 

フィールドの属性値からシンボル サイズを指定する方法

写実的なシンボルを現実世界のサイズで表示するには以下の設定を行ってください。

  1. [コンテンツ] ウィンドウでレイヤーを右クリック → [プロパティ] をクリックします。
  2. [表示] タブの [3D シンボルを実世界の単位で表示] チェックボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
  3. [シンボル] ウィンドウのバーガー ボタンをクリックし、[シンボル プロパティの接続を許可] をクリックします。
  4. [シンボル] ウィンドウの [プロパティ] タブから、パラメーター横の銀色のドラム缶をクリックし、高さフィールドなど属性テーブルに格納されているフィールドを指定します。

     

ポリゴン データに建物シンボルを適用する場合

  1. シーンの [挿入] タブの [追加] → [システム スタイルの追加] を選択します。
  2. [システム スタイル] ダイアログにおいて、[3D] の [プロシージャル シンボル] チェックボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
  3. [コンテンツ] ウィンドウにおいて、建物レイヤーをドラッグ&ドロップで [3D レイヤー] へ移動します。
  4. [コンテンツ] ウィンドウでシンボルをクリックし、[シンボル] ウィンドウを表示します。[ギャラリー] タブをクリックし、[プロシージャル シンボル] からシンボルを選択します。[国際建物] シンボルを選択すると、写実的な建物シンボルを設定できます。
  5. [シンボル] ウィンドウの [プロパティ] タブをクリックします。[レイヤー] タブをクリックし、プロシージャル シンボルに設定されているパラメーターを変更してシンボルを調整します。[適用] をクリックします。
  6. [国際建物] シンボルの場合は、建物の様式を変えたり、高さの属性フィールドに基づいて建物の高さを変更したりすることができます。

     

 

ArcGIS Pro 2.x 以前のバージョン

ArcGIS Pro のマップまたはシーンにプリセット レイヤーとして追加することで、写実的なシンボルを設定できます。

プリセット レイヤーとして追加

  1. [マップ] タブの [レイヤー] グループで、[プリセットの追加] ボタンをクリックして、必要なプリセット レイヤーをクリックします。
  2. [データの追加] ダイアログ ボックスで、データを参照し、[開く] をクリックします。
  3. 必要に応じて、[シンボル] ウィンドウで新しいレイヤーのプロパティを調整します。

メタデータ

機能

種類

製品

バージョン