FAQ
文字を含んだシンボルの作り方
ナレッジ番号:2935 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
下図のような文字入りのシンボルを作成する場合は、[絵文字マーカーシンボル] を使用することで作成することができます。本FAQでは○の中に「佐藤」の文字を入れたシンボルを作成する場合を例に手順を説明します。
手順
- ArcMap を起動し、[カスタマイズ] メニュー → [スタイル マネージャ] を開きます。
- [スタイル マネージャ] → [マーカー シンボル] を選択し、[スタイル マネージャ] 右側の欄で右クリックし、[新規作成] → [マーカーシンボル] をクリックします。
- [シンボル プロパティ エディタ] にて、[タイプ] を [絵文字マーカーシンボル] に変更し、○のシンボルを選択します。
- 画面右側の [サイズ] にて、大きさを適宜調整します。また、[オフセット] にて、位置を調整します。
- 左下の [レイヤ] にある ボタンをクリックして、レイヤを追加します。
- [フォント] を日本の文字が収録されているフォント(MS 明朝や、MS ゴシック、メイリオなど)に変更します。
- 「佐」と「藤」の10進数での Unicode を調べます。「佐」は「20304」で「藤」は「34276」です。
Microsoft Excel で用意されている 「UNICODE」関数を使用すると、簡単に調べることができます。
例) =UNICODE("佐") → 20304 - 10 進数に変換した Unicode を画面下部の [Unicode] に入力し、「佐」を選択します。
- 画面右側の [サイズ] にて、大きさを適宜調整します。また、[オフセット] にて、位置を調整します。
- 「籐」も同様に 8と 9 の手順を行い、レイヤーの追加と文字の指定、サイズや位置を調整をします。
- 色や位置、サイズなどの微調整やシンボルをロックするかどうかを設定します。[レイヤ]にて黒枠で囲われているレイヤの設定を変更できます。設定するレイヤを変更する場合は、レイヤをクリックしてください。下図の「佐」のように鍵のようなアイコンが表示されている場合は、シンボルがロックされており、[シンボル プロパティエディタ] でのみシンボル色を変更できます。「藤」のように鍵が開いた状態の場合は、ロックが解除されている状態で [シンボル選択] ダイアログでも色を変更できます。複数のシンボル色をまとめて変更できる状態にしたい場合は、ロックが解除された状態に設定して下さい。
- [OK] をクリックして作成したシンボルを保存します。
完成例
- ArcMap を起動し、[カスタマイズ] メニュー → [スタイル マネージャ] を開きます。
関連する質問
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