FAQ
同じシンボルを一括で適用するには?

ナレッジ番号:2999 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

概要

レイヤ ファイル(*.lyr)に保存したシンボル設定を、他のデータに適用することができます。

※レイヤ ファイルと各データは同じジオメトリ タイプ(ポリゴン・ライン・ポイント)である必要があります。また、数値分類などのフィールド値をもとにシンボル設定されている場合は、同様のフィールドを事前に用意しておく必要があります。

複数データに対して、レイヤ ファイルのシンボルを適用する方法

複数のフィーチャクラスやシェープファイルに一括でシンボルを適用したい場合は、ジオプロセシングを使用する手順をバッチ処理で行なうか、ModelBuilder を使用します。

バッチ処理については こちらのヘルプをご覧ください。

ModelBuilder をご利用の場合は以下の手順を行なってください。

  1. シンボルを適用したいデータをすべてファイル ジオデータベースに格納します。
  2. 以下の ZIP ファイルを PC ローカルに保存・展開します。

    SampleModel のダウンロード

  3. ArcMap の [カタログ] ウィンドウ上にて [SymbolModel] を右クリック → [開く] をクリックします。
    このモデルは 10.3 以降のバージョンに対応しています。10.2.2 以前のバージョンでご利用の場合は、バージョン10.3 以降の ArcMap の  [カタログ] ウィンドウにて モデルが格納されている Toolbox.tbx を右クリック → [名前を付けて保存] → 任意のバージョンで保存してください。
  4. [フィーチャクラスの反復] をダブルクリック → [ワークスペース、または・・・] に手順 1 で用意したファイル ジオデータベースを指定し、[フィーチャ タイプ] に使用するフィーチャ タイプを指定し [OK] をクリックします。
  5. [フィーチャ レイヤの作成] をダブルクリックし、内容を確認して [OK] でダイアログを閉じます。オプションの設定は必要に応じて行なってください。
  6. [レイヤのシンボル情報を適用] をダブルクリックし、[シンボル レイヤ] にレイヤ ファイルを指定し [OK] でダイアログを閉じます。
  7. [レイヤ ファイルの保存] をダブルクリックし、[出力レイヤ] に<任意の出力場所 + %名前%.lyr> を入力します。
    C:\data フォルダ内に出力する場合は C:\data\%名前%.lyr と入力します。 ※%名前%.lyr の部分は変更しないでください。
    [OK] でダイアログを閉じます。

    Image

  8. モデルの実行ボタン Imageをクリックします。

モデルに関するお問い合わせへの対応は、公開されているヘルプ・ドキュメントの紹介が基本となります。その他はサポート対象外となりますのでご了承ください。また、このモデルは異なるバージョンでご利用の場合に、動作を保障しておりません。必要に応じて、この手順を参考にしながらご活用ください。

1 つのデータに対して、レイヤ ファイルのシンボルを適用する方法

マップ上でシンボル設定する場合

レイヤ ファイル(*.lyr)に保存されたシンボルを、他のフィーチャクラスやシェープファイルなどのデータに適用したい場合は以下の手順を行ないます。

他のレイヤと同じシンボルを任意のレイヤに設定するには?

ジオプロセシング ツールを使用する場合

これをジオプロセシング ツールを使用して行なう場合は以下のような手順となります。

①フィーチャクラスやシェープファイルのデータから、レイヤ ファイルを作成します。

・[コンテンツ] ウィンドウにてデータを右クリック → [レイヤ ファイルとして保存]
※ ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [レイヤとテーブル ビュー] → [フィーチャ レイヤの作成] ツールで作成したテンポラリ レイヤでも代用できます。

②ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [レイヤとテーブル ビュー] → [レイヤのシンボル情報を適用] ツールでシンボルを適用します。

こちらのツールでバッチ処理を行われる場合は、バックグラウンド処理ではなくフォアグラウンド処理で実行してください。
[ジオプロセシング] メニュー → [ジオプロセシング オプション] を開き、バックグラウンド処理の [有効] のチェックを外します。

メタデータ

種類

製品

バージョン