FAQ
テーブル結合ができない原因と対処方法
ナレッジ番号:1034 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
テーブルの結合に失敗する場合、データのフォーマットやフィールド名など、様々な要因に起因している可能性があります。以下の点をご確認ください。
テーブル結合ができない場合の確認事項
テーブル フォーマット
- 現状、SQLite データベースをテーブルとして、フィーチャクラスにテーブル結合することはできません。
- Microsoft Access のテーブルで、オートナンバー型の主キー フィールドを含まないものについては、テーブルとして利用することができません。
フィールド、テーブル
- 以下のFAQで紹介した例に該当するフィールド名やテーブル名をご利用の場合は、結合したテーブルの値が NULL で表示されます。
テーブルのフィールド名およびテーブル名に関する制限事項
- フィールドのタイプ (データ型) が異なっている可能性があります。
ArcGIS で使用されるフィールド タイプには Short Integer、Long Integer、Float、Double、Text、Date、Blob があります。フィールド タイプが異なると、テーブル結合のダイアログ ボックスの [3.結合先のマッチングに利用するフィールド]に結合したいフィールドは表示されません。 このため、数値型フィールド( Short Integer、Long Integer、Float、Double ) と文字型フィールド ( Text ) の結合はできません。 - 正確に一致しない場合は、結合されません。特に全角数字と半角数字は「不一致」と見なされ、結合対象となりません。 大文字と小文字の相違にもご注意ください。
例) 「永田町1丁目」 ( 「1」が全角 ) と 「永田町1丁目」( 「1」 が半角 )
その他の例
- 結合を複数回、連続して行っている場合。
基本的には結合を行った後、コンテンツ ウィンドウにて結合元のデータを右クリック → [データ] → [データのエクスポート] でデータとして保存します。これは結合が ArcMap での表示上でのみ連結されているためで、データとして新たに保存するという操作が必要です。また、結合を複数回 繰り返す場合に仕様上の制限があるためです。
※エクスポートせずに、結合したデータをそのまま使用しますと、解析(ツールを使用した解析・編集など)が正常に行われない場合があります。
関連する質問
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