FAQ
ジオデータベースのフィールドのデータ長、フィールド名、フィールドタイプを変更するには？
ナレッジ番号：2895 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2023/07/21
説明
ジオデータベースのフィールドのデータ長、フィールド名、フィールドタイプを変更するには下記の方法があります。
フィーチャクラス → フィーチャクラス
ジオメトリ変換ツール
フィールド名の変更
新規にフィールドを作成する方法によって実行できるバージョンや操作、データの出力方法が下記の表の通り異なります。目的に応じて使い分けてください。
方法 対応バージョン データ長 フィールド名 フィールドタイプ 出力方法 フィーチャクラス → フィーチャクラス 9.2～
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新規フィーチャクラスに出力 ジオメトリ変換ツール 9.2～
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新規フィーチャクラスに出力 フィールド名の変更 10.1～
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フィーチャクラスを上書き 新規にフィールドを作成する どのバージョンでも ※
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フィーチャクラスを上書き ※テキスト型のフィールド長のみ変更可能です。
関連
シェープファイルのフィールドのデータ長、フィールド名、フィールドタイプを変更する場合は以下をご覧ください。
フィールドのデータ長、フィールド名、フィールドタイプを変更するには？テーブルのフィールドのフィールドタイプを変更する場合は以下をご覧ください。
テーブルのフィールドタイプ（種類）を変更するには？[フィーチャクラス → フィーチャクラス] ツールを使用する方法
- ArcMap の ArcToolBox → [変換 ツール] → [ジオデータベースへ変換] → [フィーチャクラス → フィーチャクラス] を開きます。
- [フィーチャクラス → フィーチャクラス] にて、[出力場所] にファイルの保存場所、[出力フィーチャクラス] でファイル名を設定します。
- [フィールドマップ] (オプション) にて、フィールドタイプを変更したいフィールド名を右クリックして、[プロパティ] を開きます。
- [出力 フィールド プロパティ] で、フィールド名を変更する場合は [名前]、フィールドタイプを変更する場合は [タイプ] 、データ長を変更する場合は [プロパティ] 欄の [全桁数] を変更します。
注意事項
フィールド長の変更は、テキストタイプのフィールドに限ります。 フィールドタイプが Short Integer、 LongInteger のような数値の場合は、桁数がフィールドタイプの最大桁数で、出力されます。
[ジオメトリ変換ツール] の [フィールド定義を変更] を使用する方法
ArcGIS 9.2 以降のバージョンでは [ジオメトリ変換ツール] の [フィールド定義を変更] を使用することが出来ます。
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[ジオメトリ変換ツール for ArcGIS] をダウンロードし、インストールします。
ArcGIS10.x ： ｛関連ナレッジは削除されました｝ジオメトリ変換ツール for ArcGIS
ArcGIS9.2、9.3、9.3.1： ｛関連ナレッジは削除されました｝ジオメトリ変換ツール Ver.2.0 for ArcGIS -
[ジオメトリ変換ツール] を起動します。
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[その他] タブ をクリックします。
-
[フィールド定義を変更] ボタンをクリックし、以下を変更します。
・フィールド名の変更
・フィールドタイプの変更
・フィールド長の変更*
注意事項
フィールド長の変更は、テキストタイプのフィールドに限ります。 フィールドタイプが Short Integer、 LongInteger のような数値の場合は、桁数がフィールドタイプの最大桁数で、出力されます。
ジオメトリ変換ツールの使用についての詳細は、お手数ですが、ジオメトリ変換ツールのインストール用 exeファイルが格納されているフォルダにある説明書をご参照いただくか、ツールの「使い方」ボタンをクリックし、ヘルプをご参照ください。
ジオデータベースのフィールド名の変更
ArcGIS 10.1 以降では、ArcGIS 10.0 以降のバージョンのジオデータベースのフィールド名の変更をサポートしています。シェープファイルのフィールド名は変更できません。
- [カタログ] ウィンドウでジオデータベース フィーチャクラスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [フィーチャクラス プロパティ] の [フィールド] タブを開き、[フィールド名]欄にある名前を変更したいフィールド名をクリックして、キーボードの F2 キーを押して名前を入力します。
- Enter キーを押して、フィールド名の変更を確定します。[OK] または [適用] をクリックし、設定を保存します。
注意事項
フィールド名の制限
フィールド名の制限はテーブルおよび、フィーチャクラス名の制限と同様です。
- 名前は文字から始まらないといけません。特殊文字や、数字、スペースから始まる名前は使用できません。
- 名前にスペースや、特殊文字は使用できません。基本的に英数字やアンダースコア ( _ ) 以外の特殊文字は指定できません。
- 名前に予約語（all、result など）を含めることはできません。その他の予約語についてはDBMSのドキュメントをご参考ください。
変更ができないフィールド
以下のフィールド名はArcGIS により自動的に追加、管理されているために変更ができません。
- 一意な識別番号が格納されている[ObjectID] [GlobalID]
- シェープに関するフィールド [Shape] [shape length] [shape area]
新規にフィールドを作成する方法
新規でフィールドを作成し、フィールド演算で新規作成したフィールドに、変更したいフィールドの値を入力する方法もあります。ArcGIS 9.1 以前のバージョンの場合、既存のフィールドのデータ長、フィールド名、フィールドタイプは変更できないので、この方法で行います。
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こちらのFAQを参考に新規にフィールドを作成し、以下を指定します。
・フィールド名
・フィールドタイプ
・フィールド長（データ長）等 - フィールド名の部分を右クリック し、［フィールド演算］→［フィールド演算］のダイアログの下段に［既存フィールド名］
を入力します。（ダイアログの上段のフィールド名をクリックすると入力されます。） - [OK] をクリックして [フィールド演算] を実行します。
注意事項
新規に作成したフィールドは、テーブルの末尾に作成されます。
- ArcMap の ArcToolBox → [変換 ツール] → [ジオデータベースへ変換] → [フィーチャクラス → フィーチャクラス] を開きます。
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