FAQ
ArcGIS Pro: 最も近いフィーチャまでの距離を知りたい
ナレッジ番号:6066 | 登録日:2025/12/24 | 更新日:2026/06/05
概要
最短距離に位置するフィーチャまでの距離を知る方法はいくつかあります。各ツールの概要とその特徴から、目的に合った方法をご紹介します。
最短の直線距離を知りたい
[計測] ツール
目視でクリックした地点の距離を表示するため、大まかな距離の把握に有効な方法です。
- [マップ] タブ → [計測] ドロップダウン メニューをクリックし、[距離の計測] ツールを選択します。
フィーチャをクリックして、最近接フィーチャを判別します。
[空間結合] ツール
ポイント間に限らず、ポイントとライン間やポイントとポリゴン間、ラインとポリゴン間などの組み合わせが可能です。
最近接フィーチャの属性テーブルを結合し、距離フィールドを追加したフィーチャクラスが出力されます。
ここでは、病院(ポリゴン)に最も近い施設(ポイント)を見つけます。- 距離の正確な数値を得るためには、使用するデータの座標系はメートル単位の投影座標系にする必要があります。
[投影変換] ツールを使用し、データを投影座標系(平面直角座標系など)へ変換してください。
投影変換の方法については、「ArcGIS Pro: フィーチャクラス、シェープファイルの測地基準系や座標系を変更するには?(投影変換)」をご参照ください。
すでに投影座標系でデータを作成している場合は、手順 2 へ進みます。 - [ジオプロセシング] ウィンドウで、[ツールボックス] タブ → [解析ツール] → [オーバーレイ] → [空間結合] ツールをクリックします。
パラメーターを以下のように設定し、[実行] をクリックします。 - [ターゲット フィーチャ] : 病院(ポリゴン)を指定
- [結合フィーチャ] : 施設(ポイント)を指定
- [結合カウント フィールド名]:結合フィーチャ数がカウントされるフィールドの名前を指定
- [出力フィーチャクラス] : 出力フィーチャクラスの名前と保存場所を指定
- [結合方法] : ドロップダウンから [1 対 1 の結合] を選択
- [マッチ オプション] : ドロップダウンから [最も近い] を選択
- [距離フィールド名] : 距離を出力するフィールド名を明示的に指定
- [コンテンツ] ウインドウで出力レイヤーを右クリックして属性テーブルを開きます。
「距離」フィールドに最近接フィーチャまでの距離が格納されます。
また、属性テーブルには「距離」フィールドだけなく、施設(ポイント)の属性も含まれています。
[空間結合の追加] ツール
フィーチャから最も近い (別のレイヤーの) フィーチャを検知して、そのフィーチャまでの直線距離や属性を追加します。
ここでは、病院(ポリゴン)に最も近い施設(ポイント)を見つけます。
- 距離の正確な数値を得るためには、使用するデータの座標系はメートル単位の投影座標系にする必要があります。
[投影変換] ツールを使用し、データを投影座標系(平面直角座標系など)へ変換してください。
投影変換の方法については、「ArcGIS Pro: フィーチャクラス、シェープファイルの測地基準系や座標系を変更するには?(投影変換)」をご参照ください。
すでに投影座標系でデータを作成している場合は、手順 2 へ進みます。 - [コンテンツ] ウィンドウで「病院(ポリゴン)」レイヤーを選択し、[データ] タブ の [空間結合の追加] をクリックします。
- [空間結合の追加] ダイアログで以下を設定し、[OK] をクリックします。
- [ターゲット フィーチャ] : 病院(ポリゴン)を指定
- [フィーチャの結合] : 施設(ポイント)を指定
- [マッチ オプション] : ドロップダウンから [最も近い] を選択
- [距離フィールド名] : 距離を出力するフィールド名を明示的に指定
- [永続的な結合フィールド] : フィールドを永続的に結合する場合はチェックを入れ、一時的に結合する場合はチェックを外す
- 「病院(ポリゴン)」レイヤーの属性テーブルを開きます。
元々の病院(ポリゴン)の属性に加え、各ポリゴン フィーチャに最も近いポイント データ(施設)の属性が格納されています。
また、ポイントまでの距離が自動計算され、「距離」フィールドに格納されています。 - [永続的な結合フィールド] にチェックを入れていない場合は、[コンテンツ] ウィンドウで「病院」レイヤーを選択し、
[データ] タブ → [結合] の [結合の解除] もしくは [すべての結合を解除] から、属性情報の結合を解除できます。
[最近接] ツール
- [最近接] ツール、3D Analyst エクステンションで利用できる [最近接 3D] ツールでは、複数のレイヤーから最近接フィーチャが特定されます。また、同じフィーチャクラスまたはレイヤーを、[入力フィーチャ] と [近接フィーチャ] の両方に使用することができます。その場合、すべてのフィーチャの最近接フィーチャがそのフィーチャ自体になることを防ぐために、評価対象の入力フィーチャは、近接フィーチャの候補から除外されます。
- 結果は入力フィーチャの属性テーブルに追加され、最近接フィーチャの オブジェクト ID 、最近接フィーチャまでの距離、最近接フィーチャの XY 座標値や角度のフィールドが追加されます。
[近接情報テーブルの生成] ツール
[近接情報テーブルの生成] ツールは [最近接] ツールと類似の機能ですが、[最近接] ツールと異なり結果をテーブル データとして出力します。最短経路の距離を知りたい
Network Analyst エクステンションまたは ArcGIS Online の解析サービスを使用する方法です。
最寄施設の検出
最寄り施設の検出解析では、最近接ポイントまでの最短経路を解析することで、距離が算出されます。
OD コスト マトリックス
OD コスト マトリックス解析では、複数地点間の最短経路を解析することで、距離が算出されます。
- [マップ] タブ → [計測] ドロップダウン メニューをクリックし、[距離の計測] ツールを選択します。
メタデータ
種類
機能
製品
バージョン