FAQ
ArcGIS Pro: フィールド演算がグレーアウトしている、編集ができない
ナレッジ番号:5852 | 登録日:2024/10/30 | 更新日:2024/11/21
概要
属性テーブルからフィールド演算やジオメトリ演算を行う際に、グレーアウトしている場合や編集が行えない場合の原因および対処方法について説明します。
原因
マップに座標系が定義されていない
マップに座標系が定義されておらず、不明な座標系となっている場合は編集を行うことができません。[コンテンツ] ウィンドウでマップを右クリック → [プロパティ] → [座標系] からマップに座標系を定義してください。
不明な座標系についてはヘルプをご参照ください。データに座標系が定義されていない
マップに座標系が定義されている場合でも、データに座標系が定義されていない場合は編集を行うことができません。シェープファイルに限らず、ジオデータベース フィーチャクラスなど別のデータ タイプでも同様です。
「ArcGIS Pro: データに投影法(座標系)を定義する方法(投影法の定義)」をご参照の上、定義してください。編集を開始していない
ArcGIS Pro のデフォルトでは ArcMap のように [編集を開始] をクリックしなくても編集作業に入れますが、ArcGIS Pro の [プロジェクト] タブ → [オプション] → [編集] → [セッション] で [[編集] タブで編集を有効/無効にする] にチェックを入れている場合は、編集セッションを開始しないと編集に関する操作を行えません。ArcGIS Pro の [編集] タブ → [編集] をクリックして編集セッションを開始してください。
編集セッションを開始している状態で、フィールド演算を含む [[元に戻す] の有効化] オプションがあるジオプロセシング ツールを実行するとパフォーマンスが低下します。同様に、編集セッションで処理できるフィーチャの数は、編集セッション以外と比べて少ないので、拡張性も低下します。フィーチャ数の多いデータに対してフィールド演算を行う場合は、編集セッションを終了して行うことをお勧めします。
編集セッションを終了している状態でフィールド演算を行う場合は、属性テーブルから行うのではなく、[ジオプロセシング] ウィンドウから [フィールド演算] ツールを起動してください。
編集セッションが開始されている状態でのジオプロセシング ツールの利用につきましては、ヘルプもご参照ください。
関連する質問
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