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ArcGIS Pro: ハイパーリンクを相対パスで設定する方法

ナレッジ番号：5658 | 登録日：2023/11/29 | 更新日：2024/11/21

概要

ArcGIS Pro 2.9 以降のバージョンでポップアップのハイパーリンクに相対パスを設定可能です。

ハイパーリンクを相対パスで設定する手順について紹介します。

操作手順

[コンテンツ] ウィンドウで、ポップアップを含むレイヤーを右クリックして、[ポップアップの構成] をクリックします。
[ポップアップの構成] ウィンドウで、[テキスト] ボタンをクリックして、ポップアップに追加します。
[編集] ボタンをクリックしてテキストエレメントを編集します。
デフォルトの「テキスト」を全選択し、ウィンドウ上部にあるボタンのリストから [ハイパーリンク] ボタンをクリックします。

[URL] では、ポップアップウィンドウ内のテキストをクリックしたときに開くまたは表示するアイテムへの相対パスを入力します。
[説明] では、リンクとして表示するテキストを入力して、[適用] をクリックします。
[構成のポップアップ] ウィンドウの [テキストオプション] タブで [戻る] ボタンをクリックして、編集内容を保存します。

相対パスの設定方法について

プロジェクトとハイパーリンクに使用するドキュメントの場所によって、設定するパス名が変化します。

プロジェクトとドキュメントが同一のフォルダ内にある場合

同一のフォルダにあるドキュメントへのパスを指定するには、「\」のあとにドキュメントの名前を入力します。たとえば、「\directions.bmp」と入力します。

プロジェクトのあるフォルダからすぐ 1 つ下位のフォルダにドキュメントがある場合

マップのあるフォルダからすぐ 1 つ下位にあるフォルダへのパスを指定するには、パスを「\」のあとにフォルダ名から入力します。たとえば、「\Graphics\directions.bmp」と入力します。

マップとドキュメントが同レベルのフォルダにある場合

同じレベルのフォルダにあるドキュメントへのパスを指定するには、パスを「..\」とフォルダ名で開始します。この場合、ドキュメントは「Image」フォルダにあり、プロジェクトは「Map」フォルダにあり、両方のフォルダは別のフォルダ内にあります。たとえば、「..\Image\directions.bmp」と入力します。