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ArcGIS Pro: ModelBuilder の反復処理で出力したフィーチャクラスを最後にマージしたい

ナレッジ番号:5404 | 登録日:2023/07/26 | 更新日:2024/11/21

概要

ModelBuilder の反復処理で連続的に出力したデータを最後にマージしする例をご紹介します。ModelBuilder 専用ツールである [値の収集] ツールを使い、メイン モデルとサブモデルの入れ子構造で作成します。

手順

作成したいモデルの処理内容:
1つのジオデータベース内に、市区町村ポリゴン フィーチャクラスが都道府県ごとで 47 個あるとします。この 47 個のフィーチャクラスから、市区町村名が「村」で終わるフィーチャを抽出して 1 つのフィーチャクラスとして出力します。

  1. サブモデルとして次のモデルを作成します。反復処理に [フィーチャクラスの反復] ツールを使用して、ジオデータベース内のフィーチャクラスひとつずつ順番に [選択] ツールを実行するモデルです。






     
  2. [値の収集] ツールをモデルに追加して、選択ツールの結果を [入力値] として接続します。






     
  3. このサブモデルがメインモデルとパラメーターを受け渡しできるように、処理の入力となるジオデータベースと最後の出力について、右クリック → [パラメーター] を選択してモデル パラメーターとします。




     
  4. メインモデルを作成します。前の手順で作ったサブモデルと、その後の処理としてマージ ツールを追加します。






     
  5. メインモデルを実行して、出力結果を確認します。

※ ModelBuilder に関するお問い合わせにつきましては、関連情報の「標準サポート サービスにおけるお問い合わせに関する留意事項」をご確認ください。

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