FAQ
ArcGIS Pro: 2D データを 3D データに変換する方法

ナレッジ番号:5232 | 登録日:2023/07/25 | 更新日:2024/11/21

説明

2D のフィーチャクラスやシェープファイルはジオメトリに Z 値を追加することで 3D フィーチャに変換することができます。

手順

既存の 2D フィーチャを 3D フィーチャに変換するには、次の 2 つのジオプロセシング ツールを使用してください。この 2 つのジオプロセシング ツールを使用するには 3D Analyst エクステンションが必要です。

属性値の Z 値を使用する方法

ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [3D フィーチャ] → [変換ツール]→ [属性でフィーチャを 3D に変換]

高さの情報が属性として格納されている場合は、 [属性でフィーチャを 3D に変換] ツールを使用して、属性をフィーチャの Z 値に変換し作成します。
■(ツールガイド)属性でフィーチャを 3D に変換

サーフェス レイヤーの Z 値を使用して内挿する方法

ArcToolbox → [3D Analyst ツール] → [ファンクション サーフェス] → [シェープの内挿] 

2D フィーチャが存在する範囲に、ラスター、TIN、テレイン データセット、LAS データセットなど基になる標高サーフェスがある場合は、[シェープの内挿] ツールを使用して標高サーフェスから 2D フィーチャの Z 値を内挿できます。

■(ツールガイド)シェープの内挿

3D Analyst エクステンションなしで変換する方法

3D Analyst エクステンションをお持ちでない場合は、新規フィーチャクラスを作成する際に、Z 値を有効化し、既存の 2D データをアペンドします。デフォルトでは高さは 0 になるので、手動にてジオメトリ Z 値を変更していただく必要がございます。
  1. [カタログ] ウィンドウからファイル ジオデータベース内に新規フィーチャクラスを作成します。その際、[Z 値] のチェックボックスをオンにします。
  2. [フィールド] にて、[インポート] をクリックし、既存の 2D データを指定し、属性フィールドの構成を同じに設定します。
  3. [解析] タブの [ツール] 群から [アペンド] ツールを起動します。
  4. [入力データセット] に 2D データを指定し、[ターゲット データセット] に 手順2で作成した 3D データを指定します。
  5. ツールを実行し、3D データにデータが追加されたことを確認します。
  6. [編集] タブの [頂点の編集] をクリックし、フィーチャを選択後、ジオメトリの Z 値を変更します。

メタデータ

機能

種類

製品

バージョン