FAQ
ArcGIS Pro: 2D データを 3D データに変換する方法
ナレッジ番号:5232 | 登録日:2023/07/25 | 更新日:2025/03/13
概要
2D のフィーチャクラスやシェープファイルはジオメトリに Z 値を追加することで 3D フィーチャに変換することができます。
手順
既存の 2D フィーチャを 3D フィーチャに変換するには、お持ちのエクステンションに応じて以下のいずれかの操作を実施ください。
3D Analyst エクステンションをお持ちの場合
属性値の Z 値を使用する方法
[ジオプロセシング] ウィンドウ → [3D Analyst ツール] → [3D フィーチャ] → [変換ツール]→ [属性でフィーチャを 3D に変換]
高さの情報が属性として格納されている場合は、 [属性でフィーチャを 3D に変換] ツールを使用して、属性をフィーチャの Z 値に変換し作成します。
■(ツールガイド)属性でフィーチャを 3D に変換サーフェス レイヤーの Z 値を使用する方法
[ジオプロセシング] ウィンドウ → [3D Analyst ツール] → [ファンクション サーフェス] → [シェープの内挿]
2D フィーチャが存在する範囲に、ラスター、TIN、テレイン データセット、LAS データセットなど基になる標高サーフェスがある場合は、[シェープの内挿] ツールを使用して標高サーフェスから 2D フィーチャの Z 値を内挿できます。
■(ツールガイド)シェープの内挿3D Analyst エクステンションなしで変換する方法
3D Analyst エクステンションをお持ちでない場合は、新規フィーチャクラスを作成する際に、Z 値を有効化し、既存の 2D データをアペンドします。
デフォルトでは高さは 0 になるので、手動にてジオメトリ Z 値を変更していただく必要がございます。- [カタログ] ウィンドウからファイル ジオデータベース内に新規フィーチャクラスを作成します。その際、[Z 値] のチェックボックスをオンにします。
- [フィールド] にて、[インポート] をクリックし、既存の 2D データを指定し、属性フィールドの構成を同じに設定します。
- [解析] タブの [ツール] 群から [アペンド] ツールを起動します。
- [入力データセット] に 2D データを指定し、[ターゲット データセット] に 手順2で作成した 3D データを指定します。
- ツールを実行し、3D データにデータが追加されたことを確認します。
- [編集] タブの [頂点の編集] をクリックし、フィーチャを選択後、ジオメトリの Z 値を変更します。
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