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ArcGIS Pro: フィールド名にフィーチャクラス名を割り当てる (反復処理)

ナレッジ番号:3234 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

概要

複数のファイルに対して同じ操作を行う場合、ModelBuilder の反復処理を使用してモデルを作成すると、簡単に処理を行うことができます。同一フォルダー内にあるファイルに対して処理を行う場合は、ModelBuilder の反復処理を使用すると一回の設定で処理することができます。ここでは、フィーチャクラス名を取得し、その名称を新規に追加したフィールド名に割り当てる反復処理についてご紹介いたします。

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手順

※ この操作は同一フォルダーに格納されたシェープファイルやジオデータベースに格納されたフィーチャクラスに対して行います。処理を行いたいシェープファイルやフィーチャクラスは、同じフォルダーやジオデータベース内に移動してください。

  1. [解析] タブの [ModelBuilder] をクリックします。
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  2. [ModelBuilder] タブの [反復] → [フィーチャクラスの反復] をクリックします。
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  3. 追加された [フィーチャクラスの反復] エレメントをダブルクリックします。
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  4. [ワークスペースまたはフィーチャ データセット] に処理を実行するシェープファイルが格納されたフォルダー、またはジオデータベースを設定し、[OK] をクリックします。
    設定を行うと下図のように表示されます。
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  5. [ModelBuilder] タブの [ツール] をクリックします。
  6. [ジオプロセシング] ウィンドウのツールの検索欄に「フィールドの追加」と入力します。
  7. [検索結果] に表示された「フィールドの追加 (Add Field)」をドラッグ&ドロップでモデルに追加します。
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  8. [フィーチャクラスの反復] ツールの出力変数である緑色のエレメント (下図の例では Boundary) を [フィールドの追加] ツールに [入力テーブル] として接続します。
    ※ 緑色のエレメント上でクリックしたまま [フィールドの追加] までカーソルを移動し、ドロップします。
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  9. [フィールドの追加] ツールをダブルクリックして開き、[フィールド名] に「%名前%」、[フィールド タイプ] に「TEXT」を設定します。
    ※ インライン変数置換の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
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  10. [ModelBuilder] タブの [実行] をクリックします。
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※ ModelBuilder に関するお問い合わせにつきましては、関連情報の「サポートサービスのお問い合わせに関する留意事項」をご確認ください。

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