FAQ LAS データセットを他形式のデータに変換する方法

ナレッジ番号:3161 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

概要

ArcGIS では LIDER データ(LAS ファイル)から LAS データセットを作成して、ラスターデータ、TIN データ、三角ポリゴンデータといった他形式のデータに変換できます(ArcGIS Pro では LAS ファイルそのものから他形式のデータに変換できます)。
本手順書では、LAS データセットから、ラスターデータ、TIN データ、三角ポリゴンデータに変換する方法を記載します。
※3D Analyst エクステンション製品が必要です。

LAS データセット
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ラスターデータへの変換方法

ArcGIS Desktop / ArcGIS Pro

LAS データセット(ArcGIS Pro では LAS ファイルも可)から、ラスターデータに変換します。
その際に、ラスターデータのピクセルサイズを変更したり、ポイントを間引いたりして、容量を調整することができます。

ArcGIS Desktop

・ArcToolbox → [変換] ツール → [ラスターへ変換] → [LAS データセット → ラスター (LAS Dataset to Raster)] ツール

ArcGIS Pro

LAS ファイルを選択した状態で ArcGIS Pro → [データ] タブ → [エクスポート] → [ラスター] を選択します。
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(設定例)
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[内挿タイプ]: 規定の設定では [ラスター化] となっていますが、ポイントを間引きたい場合は [TIN 化] を選択して間引き処理を行います。
[サンプリング値]: ラスターデータのピクセルサイズが変更されます。
[出力データ タイプ]: ピクセル値が整数値か小数値か選択できます。

(ラスターデータ例)
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TIN データへの変換方法

ArcGIS Desktop / ArcGIS Pro

LAS データセット(ArcGIS Pro では LAS ファイルも可)から、TIN データに変換します。
その際に、TIN データのポイントを間引いたりして、容量を調整することができます。

ArcGIS Desktop

・ArcToolbox → [3D Analyst] ツール → [変換] → [LAS データセットから変換] → [LAS データセット → TIN (LAS Dataset to TIN)] ツール

ArcGIS Pro

LAS ファイルを選択した状態で ArcGIS Pro → [データ] タブ → [エクスポート] → [TIN] を選択します。

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(設定例)
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[間引きタイプ]: NONE の場合は間引き処理が行われません。それ以外の設定では間引き処理が行われます。
[出力ノードの最大数]: TIN の頂点の最大数です。最大数を超えると TIN が出力されないため、任意に設定します。

(TIN データ例)
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三角ポリゴン データへの変換方法

ArcGIS Desktop / ArcGIS Pro

TIN データから、三角ポリゴン データに変換します。

ArcGIS Desktop

・ArcToolbox → [3D Analyst] ツール → [変換] → [TINから変換] → [TIN 三角ポリゴン (TIN Triangle)] ツール

ArcGIS Pro

TIN データを選択した状態で ArcGIS Pro → [データ] タブ → [エクスポート] → [三角形] を選択します。
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(設定例)
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(三角ポリゴン データ例)
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