FAQ
LASファイルの読み込み方法・表示方法(3D Analyst)
ナレッジ番号:3158 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS では 複数の LAS ファイルを LAS データセットという 1 つのデータセットとして扱うことができ、ArcMap にて描画できます。
※LAS データセットとは、複数の LAS ファイルを参照して管理できるデータセットです。
※3D Analyst、Spatial Analyst エクステンション製品(Basic エディションの場合)または Standard エディションが必要です。
また [LAS データセット] ツールバーから、LAS データセットのポイントが持つ情報より、標高や傾斜角などさまざまな表示をおこなうことができます。
※3D Analyst エクステンション製品が必要です。LAS データセット作成方法
手順
LAS データセットを作成します。
・ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [LAS データセット] → [LAS データセットの作成 (Create LAS Dataset)] ツール
[入力ファイル]: LAS ファイル自体か LAS ファイルが保存されているフォルダーを選択(複数選択可)
[出力 LAS データセット]: 出力 LAS データセットのファイル名とフォルダーの場所を設定
[座標系]: LAS ファイルの座標系
※必要に応じて LAS データセットに LAS ファイルを追加したり削除したりできます。
(LAS ファイルの追加)
・ArcToolbox → [データ管理ツール] → [LAS データセット] → [LAS データセットにファイルを追加 (Add Files to LAS Dataset)] ツール
(LAS ファイルの削除)
・ArcToolbox → [データ管理ツール] → [LAS データセット] → [LAS データセットからファイルを削除 (Remove Files from LAS Dataset)] ツールLAS データセット例
LASデータセット表示方法
準備
- ArcMap に LAS データセットを表示します。
- ArcMap メニュー → [カスタマイズ] メニュー → [ツール バー] → [LAS データセット] ツールバーを選択します。
※[LAS データセット] ツールバーがグレーアウトしている場合には、ArcMap → [カスタマイズ] メニュー → [エクステンション] を選択して [3D Analyst] にチェックを入れておく必要があります。
操作方法
- [サーフェス表示] プルダウンより標高、傾斜方向、傾斜角とコンター(等高線)を表示します。
標高 傾斜方向
傾斜角 コンター(等高線)
- [フィルタ] プルダウンより、すべてのポイント、地表のポイント、地表以外のポイントなどの表示を切り替えることができます。
地表 地表以外
すべて
- [LAS データセットの断面図ビュー] より、ラインを描画して断面図を表示することができます。また距離計測を行うことができます。
距離計測(ラインを描画) 断面図の表示
- [LAS データセットの 3D ビュー] より、表示範囲内を 3D 表示することができます。
(標高での表示例)
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン