FAQ
ArcGIS Pro: 衛星画像から NDVI (植生指数)を計算したい
ナレッジ番号:3142 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2026/06/09
概要
植生指標(NDVI)は、植生の活性度を表す指標とされ、マルチ スペクトラル センサーで取得された画像の赤(R)バンドと近赤外(IR)バンドから計算することができます。
Landsat8 の場合、R=バンド 4、IR=バンド 5 です。
画像データ: Landsat 8 衛星画像
撮影時期: 2013 年 10 月頃
撮影場所: 北海道付近手順
- ArcGIS Pro に衛星画像を追加し、[コンテンツ] ウィンドウにて、対象のレイヤーを選択します。
- [画像] タブ → [ラスター関数] をクリックし、[ラスター関数] ウィンドウを開きます。
([画像] タブ → [指数] → [NDVI] からも NDVI (植生指数)を計算することが可能です。この機能では、画像のメタデータを読み取り、バンド名を自動的に識別するため、手動でバンドを指定する必要はありません。本手順を実施した場合は、続けて「手順 5」に進んでください。) - [ラスター関数] ウィンドウ → [システム] → [解析] → [NDVI] をクリックします。
[NDVI] ツールでは自動的に以下の式を用いて計算されます。
計算式: NDVI = ( IR - R )/( IR + R ) - [ラスター関数] ウィンドウの NDVI プロパティで以下の設定を行い、[新しいレイヤーの作成] をクリックします。
[ラスター]:解析したいラスター
[可視バンド ID]:赤外(R)のバンド
[赤外バンド ID]:近赤外(IR)のバンド
※標準の計算式により計算される本来の NDVI 値(-1 ~ 1)で出力したい場合は [NDVI 値を出力] にチェックを入れます。
チェックを入れなかった場合、8 ビット整数値に変換され、0~200 の範囲の値になります。 - 新しく作成された NDVI レイヤーは仮想的に生成されたものになります。
永続的なラスターにするには、[コンテンツ] ウィンドウで NDVI レイヤーを右クリック → [データ] → [ラスターのエクスポート] をクリックし、データとして出力します。
※[ラスターのエクスポート] では、必ずしも -1 ~ 1 の値が出力されるわけではありません。
-1 ~ 1 の値を保持したままラスターを出力したい場合は、ジオプロセシング ツールの [ラスターのコピー] ツールをご利用ください。
補足
ジオプロセシング ツールで NDVI を計算したい場合は、[ラスター演算] ツールを使用します(Spatial Analyst ライセンスが必要)。
・[解析] タブ → [ツール] → [ツールボックス] → [Spatial Analyst ツール] → [マップ代数演算] → [ラスター演算]
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