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ArcGIS Pro: 断面図グラフを作成したい (3D Analyst)

ナレッジ番号：3119 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2024/11/21

ArcGIS で断面図を作成する方法には次の 2 つがあります。

いずれの操作を行う場合でも、3D Analyst エクステンションが必要です。

マルチパッチ、ラスターや DEM、TINなどの3Dデータと断面線を表すラインがある場合、[スタック断面図] ツールでテーブルを作成したあとに、それをもとにラインチャート (折れ線グラフ) を作成します。

あらかじめ断面を取得したい箇所をラインとして作図しておきます。
ラインには Z 値を追加しておく必要はありません。
ArcGIS Pro の [ジオプロセシング] ウィンドウで [スタック断面図] を検索し、このツールを起動します。
以下のようにツールの設定を行い、ツールを実行します。
　・入力ラインフィーチャ：手順１の断面線
　・断面図ターゲット：3D データ
　・出力テーブル：任意
手順 2 で追加されたテーブルをもとにグラフを作成します。
コンテンツウィンドウでテーブルを右クリック → [チャートの作成] → [ラインチャート] をクリックします。画面下にチャートウィンドウが表示されます。チャートの設定を行うための [チャート] ウィンドウが画面右側に表示されます。
[プロパティ] ウィンドウで、表示されるチャートのプロパティウィンドウで以下のように設定します。
　・日付または変数：FIRST_DIST
　・集約：合計値や平均値など、総数以外の項目
　・シリーズ：１つ以上のフィールド
　・シリーズのフィールド名： FIRST_Z

下図のように、ラインチャートに設定が反映されます。