FAQ ArcGIS Pro:断面図を作成できるツール

ナレッジ番号:3500 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

概要

断面図を作成するツールには、[断面図] ツールや、 [スタック断面図] ツール、[シェープの内挿] ツール、[断面図グラフ] があります。
ご利用のデータの種類によって利用するツールが異なります。この FAQ ではそれぞれのツールの利用方法ついてご紹介します。
断面図の作成には 3D Analyst エクステンションが必要です。
 

標高サーフェスのデータを持っていない場合

 [断面図] ツール

[断面図 (Profile) (オンライン ツール)] は [解析] タブ → [オンライン ツール] よりご利用いただける ArcGIS Online のホストされたデータと解析機能を使用したツールで、標高サーフェスとしてオンライン上のデータを利用しています。
標高サーフェスのデータをお持ちでない方は、あらかじめ作成していたラインをツールのパラメータ設定で [入力ライン フィーチャ] に入力し、実行することでオンライン上のデータから出力プロファイルが作成することができます。
 
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[コンテンツ] ウィンドウで [出力プロファイル] を右クリック → [チャートの作成] → [断面図グラフ] より、断面図グラフが作成できます。
 
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標高サーフェスや、TIN 、マルチパッチ等のデータをお持ちの場合

[スタック断面図] ツール

[スタック断面図] ツールでは、標高ソースとしてマルチパッチ、ラスター、TIN、テレイン サーフェスなどのデータを使用することができます。
断面図の作成位置は事前にご用意いただいたライン データを使用します。出力結果はテーブルやグラフ (オプション) として作成されます。
出力されたテーブルは別形式にエクスポートすることも可能ですので、表計算ソフトなどに取り込みグラフを作成するといった利用方法もあります。
 
以下の FAQ では「3D データとライン フィーチャから作成する方法」より [スタック断面図] ツールから断面図のライン チャート (折れ線グラフ) を作成する手順をご紹介しております。
 
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 [シェープの内挿] ツール

[シェープの内挿] ツールでは、任意のラスターを入力サーフェスとして利用し、 ラインに標高値を付与して 3D ラインを作成します。
作成した 3D ラインより、[チャートの作成] → [断面図グラフ] から断面図を作成することが可能です。 
 
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3D ラインのデータをお持ちの場合

 [断面図グラフ]

この機能では、3D ラインを使用し、標高の変化を断面図グラフで視覚化することができます。
以下の FAQ では「3D ライン フィーチャから作成する方法」より個々の頂点のZ 値が異なるライン フィーチャを使用して断面図グラフを作成する手順をご紹介しております。
 
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