FAQ
描画エラーへの対処方法

ナレッジ番号:3049 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcMapの画面右下に表示される「描画エラー」は一般的なエラー メッセージで、様々な要因で発生します。
よくある原因のいくつかについて紹介します。


レイヤーに設定したフィルターの条件式が正しくない場合
ラベル設定、シンボル設定に使用したフィールドが存在しない場合
フィールド名が適切でないテーブルでイベント レイヤーを作成した場合
その他

レイヤーに設定したフィルターの条件式が正しくない場合

[レイヤー プロパティ] ダイアログの [フィルター設定] タブで検索条件式を入力することで、条件に合致したフィーチャをマップ上に表示ことができます。
また、[レイヤー プロパティ] ダイアログの [ラベル] タブにある [条件式] ボタンを使っても、同様に、ラベルの表示対象となるフィーチャの検索条件式が設定できます。
その際に誤った条件式を入力したり、条件に合致するフィーチャが存在しない場合は、「使用された SQL ステートメントは正しくありません。」という描画エラーが発生します。

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ラベル設定、シンボル設定に使用したフィールドが存在しない場合

あるレイヤーに対して、特定のフィールドに基づいたシンボル(個別値、数値分類)やラベルが設定されていた場合、それらの設定に使用されたフィールドを持たないデータ ソースに変更すると「存在しないカラムが指定されました。」という描画エラーが発生します。
この場合は、エラーの内容からどの設定に問題があるかを調べ、その設定を見直して対応してください。

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フィールド名が適切でないテーブルでイベント レイヤーを作成した場合

フィールド名が適切でないテーブルを使って XYイベント レイヤーやルート イベント レイヤーを作成した場合、下の図のような描画エラーが発生する場合があります。
この場合は、FAQ 「テーブルのフィールド名およびテーブル名に関する制限事項」などを参考に、使用データに問題がないかをご確認ください。

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その他

破損しているデータを ArcMap に追加した場合や、データ容量の上限に達しているデータを読み込んだ場合にも発生することが報告されています。
この場合は、FAQ 「データに問題がないかどうかをチェックし、修復したい」にあるようにジオメトリのチェックと修正を行ったり、ファイル ジオデータベースのフィーチャクラスに変換するなどして対応してください。

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メタデータ

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