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データドリブンページで隣接図郭情報をラベル表示する方法

ナレッジ番号：2936 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2023/06/21

概要

[隣接図郭情報の追加] ツールで属性情報を追加しますと、複数フィールドにラベリングしたい情報が格納されます。

ここで紹介するのはデータドリブンページを活用して、複数フィールドに分かれた属性情報をラベル表示するための方法です。

この手順は図郭のデータに、ラベリングしたい隣接図郭の属性情報が含まれている必要があります。まずはこちらのFAQの手順でそれらの属性を追加してください。

※このページでは、赤枠の1次メッシュ（東京）に隣接するメッシュ名をラベル表示する例を記載します。

手順

ArcMap に1次メッシュを追加します。
ArcMap → [表示] メニュー → [レイアウトビュー] を選択して ArcMap をレイアウトビューで表示します。
ArcMap → [カスタマイズ] メニュー → [ツールバー] → [データドリブンページ] を選択しますと、[データドリブン] ツールバーが表示されますので [データドリブンページの設定] ボタンをクリックします。
[データドリブンページの設定] 画面が表示されますので、[データドリブンページを有効にする] にチェックを入れて [OK] ボタンをクリックします。[データドリブンページの設定] の詳細な設定方法はこちらをご参照ください。
[データドリブンページ] の矢印をクリックするか、図郭名を入力して、表示したい1次メッシュを選択します。
ArcMap → [挿入] メニュー → [ダイナミックテキスト] → [ページ名] を選択して、ダイナミックテキストを表示します。
ArcMap レイアウトビューにダイナミックテキストが表示されますので、ダブルクリックします。
プロパティ画面が開きますので、条件式を以下のとおり設定します。
1次メッシュの属性テーブルで、北側に隣接するメッシュのフィールド名が「図名_N」である場合は、プロパティ値として「図名_N」と入力します。ダイナミックテキストは、「< dyn type="page" property="図名_N"/ >」となります。

同様の手順でメッシュの南側、東側、西側のダイナミックテキストも作成します。