FAQ フィーチャクラスに座標系を設定する方法 (投影法の定義)

ナレッジ番号:2918 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

説明

座標系が未定義となっている場合や誤った座標系が定義されているフィーチャクラスに正しい座標系を設定する方法として、以下の 2 通りの方法があります。

注意事項

ご利用のフィーチャクラスに定義すべき座標系については、データの提供元にご確認ください。
  • 投影法の定義は、データが持っている座標値に合う座標系を定義してください。
  • 投影法の定義と投影変換は異なります。既に座標系が定義されているデータに対して座標系を変換する目的でこの操作を行わないで下さい。 この場合は、ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [投影変換と座標変換] → [投影変換] ツールで座標系の変換を行なってください。
  • 投影法が定義されていないデータの座標系をデータの座標値が持つ座標系と異なる座標系に変換したい場合には、一旦データの座標値が持つ座標系を定義した後に 、ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [投影変換と座標変換] → [投影変換] ツールで座標系の変換を行ってください。

ご参考:投影法の定義と投影変換の違いは?

投影法を定義する方法

  • [投影法の定義] ツールを使用する場合:

  1. ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [投影変換と座標変換] → [投影法の定義] をダブルクリックします。
  2. [投影法の定義] ダイアログで、以下のように設定を行い [OK] をクリックします。
    • [入力データセット、またはフィーチャクラス]:投影法を定義するフィーチャクラスを指定します。
    • [座標系]: ボタンをクリックし、フィーチャクラスに適用する座標系を選択します。
  • 複数のデータに対して、一括で座標系の定義 (バッチ処理) を行う場合:

  1. ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [投影変換と座標変換] → [投影法の定義] ツールを右クリックし [バッチ] をクリックします。
  2. [入力データセット、またはフィーチャクラス] 列の 1 レコード目を右クリックし、[データの追加 (複数)] をクリックします。
  3. 対象のデータを選択状態にし、[追加] をクリックします。
    ※ 同じフォルダー内のデータなら、一度に指定することができます。
  4. [座標系] 列の 1 レコード目をダブルクリックします。
  5. ボタンをクリックし、定義したい座標系を選択します。
    また、選択した座標系が表示されている部分を右クリックし、[他レコードへ適用] をクリックしますと、他の入力データにも同じ座標系が適用できます。
  6. 入力が完了したら [OK] ボタンをクリックします。
  • Modelbuilder を使用する場合:

 フォルダーに格納された複数のデータに対してまとめて投影法の定義を行うには

  • [カタログ] ウィンドウから設定する場合:

  1. [カタログ] ウィンドウ上で、座標系が未定義のフィーチャクラスを右クリックして [プロパティ] を開きます。
  2. [XY 座標系] タブにて、データの持っている座標値に一致する座標系を選択し、[OK] をクリックします。

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