FAQ
ターン規制を付与したネットワーク データセットを作成するには?
ナレッジ番号:2804 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ネットワーク データセットを構築する際に、「ターン」と呼ばれる規制を追加することが可能です。ArcGIS がデフォルトで提供している「Global Turn」とは別に、新たに規制を追加したい場合は、以下の手順を行ってください。
手順
新規ターン フィーチャを作成する方法
- フィーチャ データセットを作成します。(ネットワーク データセットがすでに構築されている場合は手順 2 へ進みます。)
カタログ ウィンドウにて、ネットワーク データセットを格納するためのジオデータベースを右クリック → [新規作成] → [フィーチャ データセット] から、新規フィーチャ データセットを作成します。 - 作成したフィーチャ データセット内にターン フィーチャクラスを作成します。
方法 1
カタログ ウィンドウでフィーチャ データセットを右クリック → [新規作成] → [フィーチャクラス] をクリックします。
[フィーチャクラスの新規作成] 画面で以下のように設定します。
- [名前:] と [エイリアス:] に任意の名称を入力します。
- [このフィーチャクラスに格納されるフィーチャ タイプ] に「ターン フィーチャ」を指定します。
- [ターン毎の最大数] にターンあたりの最大エッジ数を指定します。
画面に従って進み、[完了] ボタンでターン フィーチャクラスを作成します。
方法 2
ArcToolbox → [Network Analyst ツール] → [ターン フィーチャクラス] → [ターン フィーチャクラスの作成] ツールを起動し、以下のように設定します。
※ネットワーク データセットをすでに構築済みの場合は、[ターン フィーチャクラスの作成] ツールの設定画面にて [入力ネットワーク データセット(オプション)] にネットワーク データセットを指定します。- [出力場所] にフィーチャ データセットを指定します。
- [出力ターン フィーチャクラス名] に任意のターン フィーチャクラス名を入力します。
- [入力ネットワーク データセット] に構築済みのネットワーク データセットを指定します。
- ネットワーク データセットを構築します。(ネットワーク データセットがすでに構築されている場合は手順 4 へ進みます。)
構築方法は こちらをご参照ください。
- ターン フィーチャを作図します。
- ArcToolbox → [Network Analyst ツール] → [ネットワーク データセット] → [ネットワークの構築] ツールでネットワーク データセットを再構築します。
既存のデータをターン フィーチャとして使用する方法
- 既存のデータがシェープファイルの場合は、ArcToolbox → [変換 ツール] → [ジオデータベースへ変換] → [フィーチャクラス → フィーチャクラス] ツールを起動し、以下の設定を行います。 既存データがジオデータベースに格納されたフィーチャクラスの場合は、手順 2 へ進みます。
[入力フィーチャ] : 既存のシェープファイルを指定します。
[出力場所] : ネットワーク データセットが格納されるフィーチャ データセットを指定します。
[出力フィーチャクラス] : 出力フィーチャクラス名を入力します。 - ArcToolbox → [Network Analyst ツール] → [ターン フィーチャクラス] → [ターン テーブル → ターン フィーチャクラス] ツールを起動します。
- ネットワーク データセットを構築します。すでに構築済みのネットワーク データセットにターンフィーチャを追加する場合は ArcToolbox → [Network Analyst ツール] → [ネットワーク データセット] → [ネットワークの構築] ツールでネットワーク データセットを再構築します。
- フィーチャ データセットを作成します。(ネットワーク データセットがすでに構築されている場合は手順 2 へ進みます。)
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