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ArcGIS Pro: シェープファイルの共有方法

ナレッジ番号:6020 | 登録日:2025/10/15 | 更新日:2025/12/15

説明

シェープファイルは、ArcGIS 製品以外にも幅広い GIS ソフトウェアで利用されるファイル形式です。シェープファイルは複数のファイルで構成されていますが、 ArcGIS では 1 つの地図データとして扱います。詳細は、GIS 基礎解説の「シェープファイル」でも紹介しています。

今回は、シェープファイルの共有方法を説明します。
Windows エクスプローラーで確認した場合、1 つのシェープファイルは異なる拡張子を持つ複数のファイルとして表示されます。

ArcGIS Pro の [カタログ] ウィンドウで確認すると、以下のように 1 つのデータとして確認できます。


移動する際はフォルダーにまとめ、フォルダーごとに移動させます。

手順

以下の例では、「駅」という名称のシェープファイルを「移動用」というフォルダーに貼り付けてから移動を行っています。

  1.  [カタログ] ウィンドウで任意のフォルダーを右クリックします。


  2. [新規作成] → [フォルダー]をクリックします。


  3. 新しいフォルダーに名前を付けます。


  4. 移動させたいシェープファイルを右クリックし、[コピー] をクリックします。
     

  5. 作成したフォルダーを右クリックし、 [貼り付け] をクリックします。


  6. Windows エクスプローラーを開き、「移動用」フォルダーを右クリックし、
    [その他のオプションを確認] → [送る] → [圧縮 (zip 形式) フォルダー] をクリックし、フォルダーを圧縮します。



  7. 圧縮したファイルを他のユーザーに共有します。共有されたファイルは、Zip ファイルを展開して利用できます。
  8. 補足情報

    シェープファイルはシンボル情報を保持しないため、マップ上で設定したレイヤーの設定も合わせて移動したい場合や参照しているデータを確実に送付したい場合は、レイヤー パッケージ (*.lpkx) を作成することをご検討ください。

    レイヤー パッケージは、以下の手順で作成できます。

    1. コンテンツ ウィンドウで該当のレイヤーを右クリック → [共有] → [レイヤー パッケージとして共有] をクリックします。
      [レイヤーのパッケージ化] ウィンドウが開きます。
    2. [パッケージをファイルに保存] を選択し、保存場所と名前を指定します。
    3. [分析] ボタンをクリックします。

    4. [パッケージ] ボタンをクリックします。レイヤー パッケージの作成が開始します。




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